2015年08月05日

2015真夏の体勢







7月の、さっぱり気温が上がらない長雨の梅雨から
一転、熱風の吹きあがる猛暑が続く8月である、、。

真夏とはこんなものだと、言っても
あまりに緩徐楽章のない転調だったせいで
そうとうに世間の身体は堪えている、、、。


夏と云うのは、
独特の皮膚の感じがあります。
肌理の粗い、鈍い感じ、、
むくんで張りの無いぼやけた感じです。

もっとも小麦色の肌になって
つるんとした弾力のある腕や足、頬をした
若者たちもいます。


しかし、今季は
この急激な暑さに身体が追い付けないのです。
低温の続いた梅雨がいきなりカッと明けて
気温がぐんぐん上昇し湿気た熱風が吹いて、身体は
いったん夏の身体の移行へのやり直しを
するような体勢を取りました。

夏は骨盤などの大きな関節が開き、皮膚も弛んで拡がり
血管も広がって、代謝活動が活発となります。
身体の内外の水分のやり取りも盛んとなり、
世界と否応なく開かれたやり取りをすることが
身体の内部のコアな、核心を保ち続けることが
相当に危険にさらされる季節でもあるのです。

この状況を愉快と、ますます外交的になるタイプも
あれば、苦手とするタイプもあります。

皮膚は世界とのやり取りを
最前列で監視し、発信するモニターであり
内外を分かつ交換代謝の界面ですから
「鈍る」ことは個体としての生存そのものを
脅かす危険水準位であり、避けうるべき
状態なのですが、しかし、排熱、などのために
絶縁状態とするわけにもいかず、
相当に綱渡りのようなやり取りとコントロールを
こなしているのです。
〜もっとも冬は冬で外気を遮蔽し、厚い壁を
作りながら鈍るというまたまた、綱渡りのようなことを
している訳ですが、、、、

けれどこのような繁忙の中で、
皮膚はせっかくのチャンスと、表替えも
ちゃっかりと画策します。
代謝に伴う老廃物の排泄を積極的に行ない
皮膚を新調しようとするのです。
脱皮のごとく、感覚も機能も新しくしつらえ替えようと
します。

手のひらにぽつんと白い点が生まれて、
やがて丸く皮が剥けてくると云うのは
手を使う仕事をする者としては
湿度が亢まるこの時期に、例年起こる
感覚の刷新の時期でもあるのです。

また湿疹や麻疹なども要は毒素の排泄であり
頭を弛める最善の方法なのです。


皮膚には
頭の緊張状態と泌尿器系の問題が
絡み合って表われます。

今季の低温の梅雨は
泌尿器系の停滞をもたらしました。
それをひきづったまま
猛暑を迎えたため、泌尿器系と
頭の問題と消化器系の絡み合った
位置にラインがずれました。


泌尿器夏ライン2015.bmp
オレンジのライン、主要点が3点あります。


このラインとポイントを刺激するように
今季の体位法を組んでみました。
過敏点でもある後ろ側の
仙骨ポイントにも連絡する体位法と
なります。
→季節の体勢については
 を、参照してください。


些細なことでカッカする時期に
一息ついた処でぜひ、
トライしてみてください。



「股関節への刺激で鬱滞ラインを調整する」

   

@膝を曲げた状態で、下肢を腕で抱え込み
足は外側に開こうとし、
腕はこれを逆に閉じようとして
双方の力を拮抗させます。

拮抗感をしばらく保った状態で
ポッといきなり弛めます。

A膝のすぐ下あたりの前側を
手を当てながら支えます。
このポイントに気を通すことで
泌尿器〜仙骨連携を決着させておくのです。



   


これは、主に大腿部前面の泌尿器〜消化器ライン
を、弛めるための矯体法となります。

まず前側の腸骨の突端の外寄りの凹み付近の
足裏にヒビク処に指先を当て、
大腿前部のラインを浮き立たせるように
左足の膝を曲げ引き上げていきます。
左足の膝を左手で持ち、抱えて
やはり足は膝で手を押し(伸ばそうとし)
手のひらは膝を上方に引き上げようとしながら
拮抗させます。

その上で、さらに手で引き上げてポッと弛める
ということを行なっています。
拮抗感が逃げないように、緊張を保って
力をためていきなり、ポッと弛めるというのが
要点になります。

多少の身体の捌きの工夫が必要です。












   



posted by 身体気法会 at 14:41| Comment(0) | 整体 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年06月07日

梅雨直前の身体〜2015

   


 




前回の記事の、5月初旬から
足裏にかかる重心は、5月後半にかけて
外側の縁フチの部分に移っています。

外側に重心が移り、膝の力が抜け
腸骨の片側が後ろに傾いて下がった状態に
なりました。

これは、骨盤底部が閉じたまま、腸骨上部は開いて
そのまま後屈してしまった状態で、
この体勢が、2種的な傾向をより強くさせたのです。

ちょっと硬めの椅子などに座っているだけで
骨盤の底部、お尻の下のとんがりあたりが痛くなったり
そのあたりから足の付け根、太もも後ろ側まで
違和感が出たりしています。

2種的傾向は、梅雨の直前の今でも
捻れ傾向を混ぜながら、なお
強い影響をもって停滞しています。

しかし足裏の重心位置は、右片側が外寄りの前(第1しょ骨下部)
付近、左片側が外寄りの踵かかと前部付近に移行しています。
下図参照 ↓


     梅雨前から梅雨への重心.jpg
    画像右側が5月後半の足裏、6月の梅雨直前になり左側のように様に移行



2種的傾向と云うのは
頭の中の神経連絡路の繋がりが悪くなり、
断片化した気がかりや課題が
ごろごろと生のまま頭の中にうず高く積みあがっていくような
状態で、これらの解決が、まったく手が付けられなくなるのです。

本人が感じている難題の数々は
違う視点や異なる価値につなげたり、
いくつかのものを計りにかけてみたりすれば、
まったくたいしたコトでないものがほとんどなのですが
隣どおしの連絡が付かない頭では
相当な負荷となり、ストレスを生み出すのです。

片側の骨盤が後屈していますから
6種的なふさぎ傾向も絡まり、
気が滅入って前向きにことを捉えられません。

眠りは浅く感じられ、
偏頭痛や目の疲労感が強いのです。

とくに上下型傾向のある人は
非常に難渋します。

そこで以下のような体位法を考えました。
この体位をしばらく保っていると、
頭がポカーンと空になるような
非常に深い眠りに誘われるような
感覚に落ちていきます。





      梅雨直前の2種体勢.jpg
    床面に着いているのは、骨盤の底部、お尻のとんがり辺りだけです。


体育座りのような体位を取り、
両足を抱えるようにして、腕でくの字に曲げた両膝を
支えながら持ち上げます。
足は多少開き気味で、膝はくっ付けません。

そのまま、お尻の下部だけで
身体を支えるようにして、
後ろに傾き加減に上体を反らせ
足を床から離します。
足先は足首を伸ばすように上に反らせたままに
します。

そのまま、顎を上げ
顔を天の方向に上げ、
を後ろに傾けるようにいたします。
この時、口は半開きの状態にするのです。

頸椎〜首の後ろ側〜と頭の繋がり目辺りに
力感が生まれる程度です。


この状態を、しばらく保ちます。

何か、ポカーンと頭が弛んでくるまで
続けます。


このあと、一眠りしたり
あるいは寝る前にやって
そのまま寝てしまってもかまいません。











posted by 身体気法会 at 11:14| Comment(0) | 整体 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年05月06日

梅雨前の体位を取る 〜頭の鬱滞を発散する








菜種梅雨の長雨がやっと終わり、
しばらくまずまずの天気が戻ってきている、、

日差しは格段に強まり、
人は早起きになり、
朝早くの空気には、初夏の香りが混じっている、、


ところが、足裏にかかる重心位置は
踵寄りに後退している、、
心地よい季節なのに、身体も気分も放っておくと
「遅滞」そのものの状況なのである、、




この時期の頭のぼんやり感というのは
脳の神経回路の連絡が上手くいかないことからきていて
体勢でいうと、2種的体勢といえます。

春の活発な気の動きで、頭頂部への上昇運行は
盛んで、しかしこの時期この集まってくる気が
頭部にて鬱滞します。

連絡が上手くいかないので
大渋滞となる訳ですが、
この状態を解消するために、嘔吐や胃痛などの
消化器系を活用した変動を起こすのです。

頭の過度緊張が亢まると、このような消化器系であるとか
〜便秘も下痢も起こります。〜
直接、偏頭痛であるとか歯痛やめまいや打撲などを
引き起こします。


ここに、外気象が湿度をぐんぐんあげてきていますから
次節の体勢である泌尿器系の先発反応が加わることが多い
のです。


これらを加味して以下の体位法を
考えました。



newimage2015harutaii.gif
  梅雨前の体位を取る (動画は3回繰り返します)



仰臥で、まず足を開きます。
出来るだけ大きく、、
股関節にヒビク感じの位置です、

次に左足をくの字にやや浅めに曲げ、
多少、膝を寝かせた状態で
左内股が開く感じにします。

この体位でまず、左膝から行気します。
膝頭から真っ直ぐ気を発散する感じです。

次に腕を頭部方向に挙げていき〜床に付いた状態で
脇が開く感じの位置まで上げます。


2015梅雨前の体位5.bmp


この時、肘から先は床から離して、いくぶん肘を曲げて
立ちぎみの状態でも構いません〜肘から上の上腕は床に付ける

腕を上げることで、二の腕と呼ばれる上腕下部から
ゆわゆわと気が発散されるように
するのです。

膝の気の発散、二の腕の発散を
さらに促すために右足の開き、角度、
左足の膝の開き、角度、位置、
そして腕の開き、位置等、を調整し
発散を盛んにします。


2015梅雨前の体位7.bmp


足の内股、足裏、、それから側腹
最終的には頭部から気がモクモクと
自然に集注、発散し始めて
身体の中心にピッとひとつ筋が通るような
感じになったら、腕を体側に付けるように戻し
足を戻し、始めの仰臥の体位に戻って
終了です。


このあと、起き上がるのですが
実はこの起き上がり方が「締め」で
詰めともいえる重要なものなのですが
これは、各個人によって変わるのです。

人によっては、右から起き上がり左足に向かって
上体を起こすというのが合う場合や
そのまま真っ直ぐ起き上がるのがよい場合や
右に向かったり、やや捻れて起きるのがよい場合が
あります。


これについては
あまりに個々、各人各様のため
ここでは詳述を控えたいと思うのです、、。











posted by 身体気法会 at 15:20| Comment(0) | 整体 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年03月16日

修練、、春の動法 〜足首の急処を刺激する








肌寒い日がまだ続く、、

暖かだなと、油断していると夕方には冷えてくる。
一日の内でも寒暖の差があり、日が変わればまた
春から冬に逆戻りと、激しい変転が続いている、、

けれど、若い人たちは
大丈夫なのか、、、、と思うくらい薄着で
すでに街路を闊歩している。

身軽なその恰好を眺めるだけで
山登り用のダウンでまるまるしたこちらも
何だか春を感じる、、。


身体は、春の只中である。
外界に向かって開き始めているこの時期に
厚手のコートや綿入りのジャケットは
重たく感じられ、軽く明るい風をまとったような
服を羽織りたくなる、、。

空想は、身体から生まれる
フと、思い描くものは身体の要求に繋がっているのである。

薄着の心地よさが、多少の寒さも
耐えさせ、心は外に外にと開いていく、、。




春の初め、2月から3月は消化器のあらゆる意味での活動期なのです。

2月下旬以来の消化器系の初動におけるもたつき、ふためき反応
も落ち着き、これからは過敏傾向が強まってゆくのですが、、
腸骨の開方向への転移も第2段階となった今は、
下肢、下半身に季節の動きの中心が移っています。

足首の前側、くるぶしから3〜4センチ上の全面に
春の急処ともいうべきポイントが鬱滞しており、
ここに、ひとつ刺激を与えておきたいのです。

そこで、下のような
立ち姿勢による膝行シッコウを考えてみました。

すり足によるこの時期、行なうには相当難度の高い
動法になります。




       (はじめの立ち方、進み方)

まず、腸骨上部辺りから腸骨にかけて手を当てます。
腸骨の上部の突端が手のひらの中心辺りになります。

白山治療院のブログに、風呂上り、腰に手を当てて
牛乳を飲むというその「型」について記事がありましたが
腰に手を当てる仕草は、今のこの時期の
まさに旬の「型」でもあります。

手の位置を微妙に動かしたり、角度を変えたりすると
ピィーと足裏に響く感じが起こる位置、角度があります。
しばらく手を当てていると、その繋がり感は
増していき、足裏の掻痒感、ビリビリ感など強まります。

足裏との繋がり感が出ましたら
すり足で〜すべての動作はすり足になります〜足先を開き
足先方向に膝を曲げ、身体を沈ませ
〜上半身の中心軸はぶれず〜
その状態のまま、足の土踏まずを前方向に向かせて、
土踏まずから足裏をすすっと擦り出させ前進していきます。




       (すり足で、土踏まずから進む)

一足、擦り出したところで、身体が半身となるので
前方向を向くように、振り直し
逆側の足を擦り出していきます。

大変に難かしく、身体が上手く動きません。
後で気づくことになりますが、足首が動かないのです。

しかし、動かず、バランスを崩し、こけつまろびつ、、というので
構わないのです。
出来ないものを懸命にやるというのが
整体法における体操法、体位法、動法の肝どころなのです。

すらすら出来るようになるために鍛錬するのとは
目的とするものが違うのです。
一般的なトレーニングではありません。

出来ないことを、全身全力でやってみるということで
失調帯域の発揚を促しているのです。

全身全力でやれると
その日か翌日くらいに、鬱滞して動かなかった処が動きだし
「痛覚」が生まれています。

足首前面にその、痛覚が出てきたら
狙い通り、この修練は上手くいったということになります、、、。












posted by 身体気法会 at 12:58| Comment(0) | 整体 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年02月09日

腕と肩周辺に経年疲労が現れる季節




腰椎3番が、やじろべえの軸となって1番と5番にそのつど傾き、
揺れているという状態のお話しを、何度か触れてまいりました。

2月になっていよいよ春の移行の本番となり、
やじろべえは腰椎1番に傾いているのです。

この傾向が身体気法会のHPの今の季節の身体の記事に
記載したように、頭の角ツノの突出となって
現れているのですが、実はこの傾向は1月下旬ころから
腕の系統の経年疲労の顕在化、表面化という症状となって
現れてもいます。

要点は頭に集まってくるエネルギー分散の不全状態ですが、
血行の問題とも言い換えられます。


指の股を引っ張る

血行の問題の急処は側腹にあって、この脇腹の「皮」を引っ張る
ことがよく知られています。

側腹を引っ張ることも効果的ですが、今季は手の指の股、
いわゆる水かきの部分を引っ張ることがさらに有効となります。

右か左かどちらかの手で、
第2指(人差し指)から第5指(小指)の間の股のどれかになります。

どうやって、ポイントである手と股を見分けるのかと云うのは
大まかに言えば、気が滞っている側と云うことになりますが
分からない場合は、引っ張って猛烈に痛い処になります。

猛烈に痛い、です。
あまり触りたくないと思うほどですが、
逆側の、反対側の手の指で「処」を掴み〜掴むのは爪を立てず、
指の腹で掴みます〜
外側の薄い皮を引っ張ります。


       指又1.jpg
                       ピンクの部分

第2指(人差し指)と3指(中指)の股から順に、消化器〜脳〜呼吸器
〜泌尿器(生殖器)と第5指と股まで関連づけられます。

腰椎1番の脳神経系統の滞りが、腰椎2番の消化器系統に肩代わり
され始めると、2指(人差し指)と3指(中指)の間、
呼吸器系とだと、3指(中指)と4指(薬指)との間となっていきます。
4指(薬指)と5指(小指)の間と云うのは、
脳系統の鬱滞を呼吸器系で背負おうとしてなお、力足りず
泌尿器系か生殖器系で補おうとするという感じで
これは、胸痛や心臓の細動などと云う異常感が現れたりする
状態です。




          指又2.jpg
              反対側の親指と人差し指でつまみながら、引っ張る

急処をうまく掴めんで、引っ張った状態でしばらくいますと
腕の何処か、から眼の疲労感、頭の違和感等が
連動するように浮かび上がってきます。

この連動していく違和感、異常感が生まれることが重要で
ラインでつながることで、鬱滞を緩和していくのです。

上手くいくと、腰にまで繋がる感じで終わります。



春の猛烈な頭頂部へのエネルギーの上昇は
3月の月替わりの前後から、いったん凪いで
落ち着いて、次に腰椎2番の消化器系統の
フル活動で、頭を弛めつつ春のエネルギー代謝の
盛んな時期に対応していくのです。
























posted by 身体気法会 at 13:31| Comment(0) | 整体 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年01月21日

乾きの本番と冷え、春の蠢き






1月の年明け、早々に今冬の乾きの第2波が猛烈にやって来ました。

あっという間に乾き、インフル感染のの人たちが、にわかに
急増しましたし、
乾いて、食べても食べても何か口にしたいと云う異常食欲にも
翻弄されています。

この時期、乾くと「乾き」の感覚が「食欲」に化けるのです。

お正月と云うこともあり、相当に食べ過ぎ、飲みすぎの
休暇となってしまいますから、
この乾きの強力な第2波は、対処の仕様がないほど
体調を急変させます。

ところが表面では、真冬本番の到来のごとき風情ですが
すでに、ちゃくちゃくとその裏では
春の準備を始めているのです。

まだその蠢きは、慣らし運転程度ですが
明らかに身体は春を用意しております。


この春の準備の動きは、
12月まで、下方向に向かっていた
骨盤の気の動的な方向が、上向きに変わったと云う
ところに端的に表われています。

骨盤の方向が上向きでいて
仙骨周辺が乾きでこちこちに固まっていますから
この「乾き」は、やはり相当に身体にこたえるのです。



腸骨の上縁の方向を上向かせようと
体位を考えるにあたり、まず
単純に背伸びをしてみようとするとします。
すると、、、、


上のように、いま一つ上がった感じが起こりません。
逆に、骨盤は後屈しながら、下がってしまします。


そこで、以下のように
手をぶらさげたまま、前屈します。
猿人のような格好ですが、
この恰好のままの方が、骨盤が上がりやすいのです。


手をぶら下げて前屈し、腸骨の上縁を少しキュッと
さらに上向きに反るようにします。
そのまま、足先をすり足で少々内向きとし
そこから、またすり足で今度は開いていきます。
開き切ったところで、さらにもう一つ開いて
前屈した上体を、真っ直ぐに戻していきます。
直立姿勢となって、足先の開きを戻します。

これだけですが、
おわってそのまま、しばらくしていると
骨盤が上向き方向に動いているのが感じられます。

この体位法をさらに、矯体法とするには
これに呼吸法を絡めます。
足先を開き切ってから、状態を真っ直ぐに伸ばすとき
呼く(はき)息で行なうと、相当に身体に影響する
体操となります。


春への変化の詳細は、次の記事にて
新たに展開したいと思います。



以下のものは、
立姿でなく、仰臥(あおむけ)にて
同じ要領で、骨盤の上向き方向を助ける対位法として
作っております。


上方向のポイント(急処)に気が集注するよう下肢を
操作しています。
上肢も絡めたいと思い、鬱滞した肝臓を弛めるよう
右上肢を操作さしています。

少々、上級向けのものとなります。
各々によって、対象の下肢、、拮抗させる上肢の方向等
変わってくるため、
観察によって作り出さねばなりません。











posted by 身体気法会 at 20:52| Comment(0) | 整体 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年01月11日

身体気法会からのお知らせ







活動再開にともない、一部会員制や年間整体法講座の開講など
新規の活動が始まることもあって、
操法予約などの問い合わせを、すでにいただいております。

ありがたいことです。
しかしせっかく、問い合わせいただいても
返信のご案内がエラーとなって届かない場合があります。

問い合わせ、ご予約の際には
いくつかの連絡先をご明記していただけると
助かります。

こちらからのメールには、添付ファイルなど一切
入れ込んでおりませんので、
もし、しばらくしても返信メールが届かないようでしたら
再度、ご連絡いただけますよう
お願いいたします。


                   身体気法会 柳澤











posted by 身体気法会 at 13:05| Comment(0) | カテゴリ無し | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年12月15日

身体気法会の活動を再開します。





長らく休止していた身体気法会の活動を来年より再開いたします。

会規をつくり、新しい体制を整えて臨みます。

まずは、身体気法会ホームページを更新いたしました。
記事は順次、すべてリニューアルしていく予定です。

新しい試み、年間講座等の告知をしております。

まずはご高覧いただきますよう、、。

身体気法会






 

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2014年11月29日

2014初冬の座位の体位





11月、後半に入り乾きの第1波がやって来ました。
今季はずいぶん遅く感じました。
第1波は判らないうちに通り過ぎてしまうのだろうかと
思っていた矢先でした。

波と呼ぶのは、いったん猛烈に「乾き」がおそってきて
そしてまた引いていくからです。
乾きの水準は、徐々に上がっていくのですが
その急激な乾きぶりが、引いて落ち着くのです。

冬はこの「乾き」が非常に大きな問題を引き起こす因となります。

乾いた身体が、冷えるのです。
外気温の低下は、乾いた身体に影響します。

乾きには、乾きの入り口があります。
そして、その乾きは仙椎、仙骨周辺に停滞し
冷えを誘います。
乾き切ると胸椎5番が硬直して、肺を機能低下させて
脳の血行を停滞させていきます。

乾きの入り口は、今季
股関節の上外縁にあります。
11月の半ばで腰の真横より、やや後ろ側。
12月に入るところで、やや前面よりに移っています。
この辺りを温めると、にわかに身体がぽかぽか温かくなります。

この冬の入り口で、乾いて冷えてくると
今季は尾骨が左右どちらかに曲がります。
これは、前期の中心部である腰椎5番に
停滞しているためです。
さらに夏の残り痞えである上胸部や頭の鬱滞が
抜けないで、腰椎1番の動きを鈍らせているのです。

11月の後半より本来は腰椎3番に、気の集注点は
あるのですが、容易に3番に中心が移らないのです。

この重層的にまとまらない状態を改善し、
季節の身体の移行を促進するために
今回は、座位による体位法を組み上げました。


初冬の体位法2014@.png

椅子等を用い、座位になって足を組みます。
左を上にするか、右を上に組むのがよいか
絵図のように腰椎部分に手を当てて変化を観察します。

適った方の足を組むと、腰椎部の側ら辺りが
上方に向かって緊張します。
3番と云う真ん中あたりに集まり、1番の上に抜けていくような
感じです。
片側だけではなく、両側ともに揃って緊張する側の
足を選びます。



初冬の体位法2014A.png

下肢の組み方が決まったら、
組んだまま、左右の腕を片方づつあげて
これまた腰椎部の動きを観ます。
どちらかの腕を上げると、やはり腰椎部の
力点が上に抜けるように揃って緊張する
のが分かります。
すうと上方に集まる側の腕を上げ、逆側の腕は
下方に向け、手首の返しを工夫しながら
互いに伸ばしあいながら、さらに腰辺りが伸びるように
力を対応させて、集まったところで
ポッと弛めます。



全体の流れは以下のようになります。



上げる腕を、逆にすると終わった後に
妙な違和感やゆがみを身体に感じます。
それはそれで、偏りを顕在化させたわけですので
身体の調整作用を発動させたということなのですが、
しばらく違和感を持つことになります。

間違ってしまったと思ったなら、
逆の腕でやり直し、まだ違和感が続くようなら
熱い湯に浸かり、さっと数分で出るような
お風呂の入り方をしておきます。
温度は普段の湯の2度ほど高めの湯です。
この時期なら、浸かっているときに2口、3口
水をちびりちびりと飲むとなお、良いです。

以下は、逆に腕を上げて対応してみた状態です。


よく観ると逆であることが分かります。












posted by 身体気法会 at 21:47| Comment(0) | 整体 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年10月20日

冲が乱れる時 〜2014晩秋の身体



かなりの早足で、冬支度が始まっている、、
寒さへの備えの移行中であるのに、日いちにちと
冷えびえとなる気候に、多くの身体が
追いついていない、、、

冷えに対して、まだ有効な手立てを準備できていない、
と云うのが今の身体のドタバタぶりなのである、、。


野口整体に、腹部第二調律点と云う「処」がある。

今はこの腹部第二と云う腹の真ん中の、
平穏が乱れる時季なのである。

腹部第二は、冲(ちゅう)であることを常とする、、と
されている。
冲とは、息を吐けば相応に沈み、息を吸えば相応に満ちて
膨らむもので、
吐いて「虚」、吸い込んで「実」となるのが、自然体であり
整った体であると言われている。

身体の総合的な体力が示され、回復力を観てとる、、
第二が「冲」であれば、おのずと治まる、あわてずに経過を
眺めていられるわけである。


此処が今は、乱れやすい、、
今の時季の肝点は、腹部第二を「冲」として整えることにあると
云えるのです。



脊椎を上胸部から順に観察していき、気の停滞した部位を
観ています。
停滞した部位が、どこにどう繋がっているのか
いわゆるラインを次に観察しております。

この時期、胸椎5番から乾きの状態を観て
またそれに連動する部位を観つけています。
胸椎7番の停滞が連動している場合が多く、
これが脇、側腹に連携ポイントを生んでいる
ラインになって、鬱滞の道筋を作っているのです。
この鬱滞ラインが腹部第2調律点に深く関わっているのです。

次に上胸部の鬱滞と、仙骨、腸骨、股関節近辺の
気の痞えがリンクしていますから、
腰部や大腿部裏の観察をしています。

今季は坐骨から大腿部裏のラインに停滞が集まりやすく
ひざ裏まで、その停滞がラインになって
結ばれています。





腹部の状態を観察しています。
主に第2調律点を観察し、どこに結ばれているか
連動を観つけています。

腕を上げ、足を開くことで腹部第二調律点に連動させ
冲となる位置をみつけています。
大の字のような格好ですが、側腹と脇、腕
坐骨、股関節、大腿部が伸びるように
位置を動かしていることが分かります。


この観察をもとに体位法を組み立てたものです。

晩秋の体位

腕を上げ下肢を開きます。
次に肘をやや曲げて、踵と肘を支点にして
肩甲骨を寄せるように、その中央部分が
床から浮くようにするのと、
腰も床から浮くようにへそを上げ、力を一瞬ためて
ポッと落とします。
落とすと同時に腕も足も弛めます。

肘を曲げるあたりで、脇と側腹の伸びを意識して
位置を決めるとなお、効果的です。
上に上がってしまった気を下げ、腹部第2を調整する
体位法です。


この後、次の体位を取ります。

足をくの字に曲げて足裏を合わせ
蛙足とし、側腹に手を当てて合わせています。

腹部第2調律点を冲とするための体位法です。








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2014年09月30日

2014秋の体位と鬱滞のポイント



秋、ま只中であり、開いて弛むから閉じて縮むに移り変る、、
あるいは、躍動から内観へと大きな折り返しの変化の今は
なかなかにゴタゴタもします。

昼夜の寒暖の差による冷えは、実に様々な変動に化けて
現われるし、要注意点なのです、、。

冷えについては、白山治療院の指田さんの最新のブログに詳しい。

こちらをぜひご参照になってください。

冷えによる腹痛や下痢はもちろんですが、
動悸やめまい、気持ち悪さ、
頭重や耳の痛み、目のカスミ等、
こんなものがと云うものも、多くは冷えが起因となり
違和感が起こっている場合が多いのです。

「冷え」とは、なんであるのか、、
と云うことですが、簡単に言えば
冷えが影響を及ぼすのは、
この時期、開いていた関節が閉じてゆく過程で
その途中の移行が、それぞれのポイントで
痞えたまま、変化に対応できていないという事が
汗と、それを冷やすことが
非常に大きな、内部への影響を与えることになります。


このような、もろもろを含んで
今の時期の体位法とポイントを以下にご紹介しようと思います。



これは、受者と操者の二人組んでやるもので、
この時期には、一番適ったものです。

冷えによる、あるいは冷えが影響を及ぼすだろう
関節の可動性の動きの悪さが、
今はこの足首によく表われているのです、

操者は、この足首の動きやすい位置を見つけます。
手を当てる位置〜前季のポイントの足首上部の位置より
やや足首よりでしょうか、、、、〜
受け手の足(股)の開き、これらを微調整しながら
もっとも、足首がゆらゆらと揺れる体位置を見つけます。
あとは、ゆらゆら揺らす。
揺らしていると、腰椎の2、3、4番辺りの手の平ひとつ分外が
ふああと弛んでくる感じが出てきます。



一人体位法
2014秋の体位.jpg

こちらが、一人でやるもの。

一番振れやすいのは、上記の組み体位なのですが、
一人でやらざるを得ない場合、
仰向けでこれを行ないます。
足首をゆらゆら揺らすのですが、
大腿部の裏側への手の当て方によって
一番、足首が振れるところを、見つけます、、。

身体には、痞えた部分と連動したポイントが
いくつかポンポンと配置されて繋がった
ラインが、あります。

この各中継ポイントを弛めることで
目的となる急処のポイントを変化させる
ことが出来るのです。

この場合は、大腿部の裏側にこの変化ポイントがあり、
この位置を見つけて手を触れると、
足首がいきなり、ゆらゆらと軽やかに振れるようになります。










進行を妨げている鬱滞のポイント
2014秋のポイント.png

後頭骨の下縁と肩甲骨の中央部の鬱滞。

前々季の痞えたまま、凝固した「動かない点」が
このめまぐるしくリターンしている季節の変化にストップをかけて、
特に上胸部より上、頸部や頭の変動を感じている
身体のほとんどは、
この後頭骨の下縁と肩甲骨の中央部の溝が、
脂ようのべたあとしたもので
埋まっています。

動かない1点は、首の椎側である中頸と呼ばれる
頸椎の骨より指二、三本外のあたり〜上下では首の中央部あたり
に、痞えた点をの固着させている状態なのです。

この中頸異常を弛め、変化させるのに
この後頭骨下縁と肩甲骨の中央の溝を使うのです。
押圧しながらの愉気であるか、
温タオルを当てたり、熱めのシャワーを風呂上りにかけておくかして
変化を促します。
上胸部が、変わり始めると
やっと腰部の変化が進展します。
とくに、仙椎下部の問題が、やっと浮かび上がってくるのです。

これらの推移と問題については次回に。








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2014年09月12日

2014初秋の急処と体位


すっかり秋の気配である、、、。

月が変わって、パタンとどんでんが返されたように、
今年は月の始まりから季節ががらりと変わっている、、

秋は空気の感覚が変わる。
空は青く遠くなるし、
なにより、音の密度が変わる。

がさがさとあらゆる音がひしめいて主張し合う夏の
開いて雑味の多い音から、
どんなに様々な音が混じり合ってやってきたとしても
澄んで、実体のある音の交響として聞こえてくる、、
雑音さえ、邪魔にならないのだ。

それでも、まだ今は
3日か4日にいっぺんくらいしか、その感覚を
味わえない、、
密度が増し、世界が清々しさに満ちるのは
もう少し待たねばならない、、、


8月下旬から、腰椎3番を中心に力点が集まっている。
これから外気がますます低くなって、5番に集まってくるまで
この状態が続きそうである。
なぜ、3番なのかと思うところもあるけれど、
椎側の右5側寄りに、硬帯域がある状態が
4種体勢に移行する今の時期に意味があるのだろうと
思える、、。
腰椎4番がらみの腸の変動が、胃ではなく今この時に多いと云うのが
その辺の理由でもあるかと考えられるのである。

腰椎3番が力点にある今は、
膝を回転させるような動きを日常動作に取り入れるのが
もっとも適っている。
散歩とか、床に寝転がっての自転車こぎ運動とか、
膝を回転させるように使うことがよい。
減退しがちだった意欲、と云うようなものが
体の奥から生まれてくるのである、、。




◎初秋の今季の急処

このところ、急激な腹痛に見舞われる人たちが増えている、、
とくに夜半、寝ていて変動を起こす。
これらは、おおまかに言えば「冷え」による腹痛である。
腸の系統が多いが、筋痛かと思えるような下腹全体にわたる
痛みである、、

この場合、下記のAの足首前側のやや上寄りの
ツボでいう三陰交から下肢を横断する形で、手のひら等で
覆い、しばらくそのまま手を当てた状態でいると
下腹の痛みが引いてくる。
身体の感覚が鋭い人は、背中側の5側のあたり、
ちょうど、背骨から手のひら一つ分置いた外側辺りが
ふああと、温かに、気が湯気のように発散するのが
感じられる。


2014初秋のポイント.jpg


この腸の変動は、外気温の急激な下降による冷えが
主な原因であるけれど、その遠因は
夏の名残である上胸部の痞えであり、弛まないまま
残った硬張りにある。
硬直した部分を残したまま、冬に向けて
関節が縮み始めると、
後頭骨、肩甲骨で片側が開いたまま縮まないという
痞えの重なった状態となり、
首の中頸周辺の異常である偏頭痛やめまいや歯痛、
肩甲骨片側の固着による、前側胸筋の硬直異常による
胸痛などの変動を起こす。




@の部位を中心に。
初秋の体位法




@は、腸骨の大きな突出部分のすぐ下である。
この部分に指先を当てて、ここを中心に
膝を折り、腹方向に左から持ってくる、、
次に右方向に、と
膝を漕ぐように、@を中心点として動かしている。
左右に4回づつ、
真横に近い方に膝がきたら、より脇腹方向に上げる、、
右で終えて、足を伸ばす。
しばらく、そのまま呼吸が落ち着くまで仰向けでいる。

この体位法を終えて、仰向けでしばらく居ると
かなりの運動量であったろう腰周辺より、
上胸部の肩甲骨や肩周辺、首のあたりの方が
ほわほわ温かに、気が発散しだすのが
感じられる、、。
夏の名残の上胸部の緊張が弛むのが
よくわかり、心地よいのである。






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2014年08月31日

2014夏の終わりの体位

晩夏の身体 〜冬の準備はすでに始まっている


月が変わる、、、

ここ数日の外気温の急激な変化には
多くの身体が驚いていることだろう、、、、
夜半のみならず、日中でも
日が陰れば、涼しさどころか、寒さすら
感じることがある。

いつの間に、、
秋にスイッチされていたのかと、、、
面食らうばかりだ。

けれど、季節の変転の多くは
こんなものである、、
今年は特に、その傾向が春から続いている。


8月も後半から
胸椎5番の硬直化が弛み始め、
3番の痞えは、4番の過敏に移っている。
6番の問題は7,8番に下りているし、
11番の過敏は10番か12番に、転移している。

腰椎部の左椎側の帯状の緊張は
右椎側に移り、
腰椎1番は弛み始め、4番に集まりすぎていた
体勢は3番に、中心を移し
やがて力を帯びてくる5番への移行も準備している。

今は、本格的に訪れる秋に向け、
膝を中心とした動きを多くしておくのが肝要だ、、。
膝を回転させるような体運動、、
腰椎3番を中心に動くような散歩、、。
出来うれば5番までも響かせるような
膝を動かす、そういう身体の使い方が
今の時期の要点になる。


例1
2014夏の体位@.jpg

夏の終わりの体位

左膝を抱え込むように左手でお腹の方向に引きつつ
膝は、それと反発するように突き出す、拮抗感を作る。
右下肢はくの字にやや開き気味に浅く曲げ、
つま先はいづれも、立ちぎみに保っておく。

右上肢は体状況に応じて、
くの字に下向きだったり、
上方に伸ばす体位だったり、
身体に適った位置決めをする。
この場合、手首をさらに体側に向けて締めている、、
この方は、泌尿器系に主として
働きかける体位を取っている。
要点は腰椎3番に緊張が集まるように身体を運用すること
である。
5,6呼吸この状態を保ち、左膝の拮抗を
俄かに外すように、スパンと
手を滑らせて、足を投げ出すように伸ばす。




この方の場合、終わった後に
上胸部から頸部もフッと弛むのが
特徴的です。



2例目です。

2014夏の体位A.jpg


下肢はほぼ同じです。
膝の開き、足の位置が微妙に違います。
この方の場合は、
泌尿器系に消化器が絡むよう
組み立ててあります。
それを、右上肢を伸ばし
人差し指と親指の股を出来るだけ広げるよう、
それによって人差し指がより延びるように
位置決めをしています。
同じように、左膝をスパンとはずして、
足を投げ出すのがこの体位の締めとなります。




追記〜

前回の夏のポイントから、8月後半に入り
急処ポイントは移っている、、、。

晩夏から初秋ポイント.jpg
オレンジラインがポイントのライン。水色は膝蓋骨の位置。


内股のラインは、鼠蹊部、足の付け根から膝方向に下りてゆくラインから
膝蓋骨端の凹みから大腿部真横から上方に上ってゆくラインに
移っている。

膝蓋骨縁の指一つ横が最も痛覚があり、脂だまりとなって
急処となっている。
日中と夜半の温度差が出てきて、泌尿器系等の疲労と機能不全が
目立ってきた徴候であるポイントといえる。



posted by 身体気法会 at 18:20| Comment(0) | 整体 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年08月08日

季節の急処を取る〜2014夏


汗の内攻

8月に入り、本格的な「汗の内攻」による痞えが
身体にとっての最大のネックとなっている、、。

通常、この時期の「汗」による内患は、
汗を冷やすことによる〜引っ込ませた汗〜
変動で、やがてそれが汗をかくことさえ出来ない
「内攻」へと硬化し、「汗」の処理が原因と
掴めないような諸症状と変転していくのだが、、

けれど、今季は8月の月替わりに
いきなり胸椎5番が硬化し、汗が内攻する
身体状況を呈しているのである。


「冷え」というより内攻した汗が
諸症状の因となっている、、。

つまりは、どういうこと?、、、と
云うことなのだが、
まず、いきなりダイレクトに、泌尿器系に大きな
負担がかかっているということになる。

夏季において、泌尿器系の諸症状が出始めるのは
湿度が高まり、外気温の上昇にともない
体熱の発散と、盛んな代謝作用に
水分を代表とする体液等のフィード作業を
泌尿器が中心となってフル回転で働き、
疲労し始めたころに
ちょうど8月後半くらいからの夜半の涼しさと云う
気温差の生じ始める頃と、重なり
泌尿器系がダウンして、生まれることが通常なのだが、
今季は、それがいきなり
8月の初めに訪れて、相当に大きなダメージが
身体に襲いかかったといえるのである、、。


今の時期の季節の急処

2014夏〜内攻のラインA−1.png



2014夏〜内攻のラインA−2.png


2014夏〜内攻のラインA−3.png

オレンジのラインとポイントが急処ライン
水色は、下肢の真横のライン


これは、第1のライン
消化器と泌尿器系の痞えである。
泌尿器系の代謝運動が中心となりながら、
消化器系の変動を表向き、起こすもので、
胸椎6番の椎側、腰椎1,4番の椎側の硬直を
伴なって、嘔吐、下痢症状や腸の問題を
引き起こす。





2014夏〜内攻のラインB−1.png


2014夏〜内攻のラインB−2.png


2014夏〜内攻のラインB−3.png


これが、第2のライン、
泌尿器と生殖器系の痞えである。

いずれも左下肢で、第1か第2のラインが 
相当に硬張り、押圧するとかなりの痛みがある。

このラインを動的な体位で解消するか、
押圧の愉気等による直接的な手技によって
刺激、調整してゆくと良い。


この時期まで、椎骨の転移の特徴は
胸椎5番の硬直は常態化しており、
そのうえで痞えたポイントは
胸椎3番、6番の椎側、11番と
腰椎部で1番、4番、5番の後屈である。

梅雨の時期の記事にさかのぼり
その変遷を詳説するが、
季節の乗り遅れと、時節のポイントの
重層的な絡み合いが
季節の急処たるポイントを
生み出すようなのである、、、。






posted by 身体気法会 at 13:12| Comment(0) | 整体 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

季節の体位をとる〜2014梅雨、初夏


空梅雨の今の調整体位は、、、

今季の梅雨は、始まりこそ
多少の雨と湿度の上昇があったものの
半ばころには、全くの空梅雨になってしまった、、、

この空梅雨は、夏に相当の負担となって
身体に影響を及ぼすことになる、、、


今季の梅雨明けはかなりずれこんで
7月も後半となってしまった、
空梅雨のため、明けたような、そうでないようなと云う
体感で、初夏は始まっている、

鬱散のつかない体状況は
ますます頸側部、胸鎖乳突筋の緊張過多を
及ぼしているため、
消化器系を壊す人が続出している。

嘔吐も下痢も、中毒と云うより
頭の緊張過度を弛めるための調整変動である場合が
多いということである。

汗がかきにくいということが
大腿部裏側に現われ
呼吸器から泌尿器へと季節の主役が移るのに伴ない、
内股に痞えたラインが移ってゆく。


 
上胸部の緊張過度を抜くために
かなり難易度の高い季節体操となってしまった、、、、


股関節の内転方向が鈍りやすい時期のため、
併せてこれらを一気にひとつ抜く動きを
行なおうとしている、、、
足を浮かせた状態で行なうため
かなりの難しさである、、
大変な方は、梅雨前期の調整体位を
もう少し、足巾を広げた状態で
やられると良いです。



上手く決まると、
腹、腸周辺および内股から
大腿部の外側真横あたりから
もくもく、気がゆるやかに発散されています。


posted by 身体気法会 at 12:35| Comment(0) | 整体 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

季節の体位をとる〜2014梅雨前期

湿度が上がり始める時期

日本には梅雨と云う季節があり、
まだ肌寒さがあるのに、動けば汗ばむという
梅雨の始まりの時期がある、、。

この頃は、肌掛けの布団などが
被れば暑いし、手足を出すと肌寒い、と
なかなか按配が難しい時期である、、


梅雨の始まりで
外気温や湿度が上がり始めると
大胸筋の肩との繋がり目辺りが、にわかに
硬直し始める。
乾いた冬季にフル活動していた呼吸器が
草臥れてしばしの休息をしていたところに、
湿度と気温の上昇は、体熱の排気に
さらに呼吸器を稼働させなければならない訳で
疲れ切った呼吸器には、相当な
過重労働なのである、、

気の全体的な動きも、
四肢から
頭頂部への集中的な排出方向へと転換する、
このように胸筋や側頸部の緊張が
いやがうえにも高まるのである。

腰椎の椎側部は
気温上昇にきわめて素直に反応して
片側の膨硬を呈する。

以下の、季節の調整体位は
このような体状況〜体勢〜を
一気の緊張、弛緩の動きで
緩和させ、次の内的な動きを促進させようとするものである。



ここで、季節の体位の取り方を
案内している、、



この、調整体位は
上胸部および腰椎上部へ集まり始めた
緊張過度を、一度一気に過重に
集めることで、抜こうとしている、、

パタンと落として、弛めたところで
もやもやと側腹部、大腿部側面から
気がゆったり発散されていれば
成功である。





これは、鬱散の誘導である。
夏は身体を動かし、体熱を発散し、汗をかき
代謝作用がフルに稼働する季節である、、
大きなエネルギー交換がなされる季節に向けて
梅雨の時期は、発散の要求が亢まるばかりで
なかなか思うように鬱散できない
悶々たる時期で、
この亢まったエネルギー鬱散を一気に
行なおうという調整体操である、、。

梅雨の間は、続けられるとよろしい。



posted by 身体気法会 at 12:25| Comment(0) | 整体 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年03月31日

ブログ引越しのお知らせ





ここ数日で、桜が一気に芽ぶいている、、。


あれよあれよと思っているうち、はや7分か8分にまで
咲きほころんでいる、、

この一気の開花の爆発的なこと、、、

この「爆発的なエネルギー余剰」と云うものこそ
春の変化の特徴的なものといえる、、。

エネルギーの余剰は素直な発散とはなりにくい
痞え滞るがゆえの暴発的な蓄積エネルギーとなっているのである、、、


このあたりのお話しは、新しい引越し先のブログで
展開しよう。



このたび、ラブログの閉鎖に伴い、
この「季読み帖」ブログも新しい場に移行します。

今までの記事も、すべてともに引っ越します。

季節の体位を取る 〜2014、桜の頃の身体
は、そちらで近日更新いたします。


※様子をみていたところ、自動的に移行が
 できたようです。

 今後は、こちらで季節の身体読みを展開します。
 よろしくどうぞ。






posted by 身体気法会 at 10:21| Comment(0) | カテゴリ無し | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年03月09日

動かない時期







季節の動きには、動かない時期と云うのがある。


posted by 身体気法会 at 02:07| Comment(0) | 整体 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年02月23日

季節の体位を取る〜2014春の身体 補足







撮影から1週間経った時点で、春の変化は再び
上体部、肩甲骨、後頭骨に移っている、、、

そこで、今回補足として上肢から型を取り始め
締めを肩甲骨寄せにて、行なう体位をご紹介しておきます。








以下は、季節のポイントとなる急処です。
急処と云うのは、ターミナルでもあり、
体状況の現状を指し示す指標の点でもあります。


@
2014春足首.jpg
      足首のポイント

変化の主体が、下体にある時の今季の重要な急処となる点です。
此処を起点にラインを読み取れますし、全体に及ぼす影響も
大きな処となります。



A
2014春かかと.jpg
       かかとの穴

このポイントは、簡単に言うと上体の、残り痞えの状況が出ている処と
なります。春の頭部や頸部の緊張過度を示しています。




B
2014春足ふち.jpg
        足裏のフチ

此処は、面白い処で足首の急処の感応を鈍らせている冷えの
ライン(@画像参照)の過度により、裏側に回り込んでしまったものと
考えられます。
また、同時に自律神経系の緊張過度によるかかとのポイントの
これまた、過剰による回り込みでもあり、微妙な位置によって
これが感じ取れます。
〜泌尿器系が絡むとこれが、土踏まず方向に回り込みます。












posted by 身体気法会 at 12:52| Comment(0) | 整体 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年02月20日

季節の体位を取る 〜2014春の身体B






体正面での動画をご紹介いたします。

順序は、、
1.右下肢、くの字すり上げ(前準備としてまず、逆側の左下肢を少し開いた後)
2.右上肢、かぎ型に肘を引き上げる。
3.左上肢、肘を引き上げながら表返しとして、肩より高めに拳上する。
4.肝臓に自然に気が集注してくるよう、身体の位置の微調整をしながら行気。






以下、つづき

身体の動作において気を、ある意味操作する方法においては、
その全体の様相にある種の力感が“乗る”もので
一部に力みが集注するのではなく、しなやかでありながら
中心に向けてピンっと張った緊張感が全体を貫いている
そのような力感が伴なうのだけど、
初心の人であったり、体術に馴染みのない一般的な人たちは
おおむね、この力感の感覚が判りにくい、、。

動作によって、気を集めると云う方法に慣れ親しむしかないのだが、
この感覚に馴染み、掴めはじめると
自分なりの“ひとまとまり感”の感覚が生まれてくるものである。


締めのポイントと、動きの理由

型を終了させるには、誘導した気の集注の余韻を
身体に刻印しておくためにも、「締め」の動作が肝心となる。

これには、もうひとつ緊張弛緩の刺激を用いることになり、
ライン部位の何処かを緊張させ、パタッと急激に弛めるという動きを
用いるのが効果的となる、、。


1.今回は、痞えの右下肢ラインをひざを折り曲げながら
  いったん腹部方向に引きあげ、これを下肢の裏側の筋が
  伸びるように足を延ばしてゆく
  〜逆側の左下肢の開きは、右を引き上げる前に戻しておく。
2.この動作に併せて、上肢は脇を締めてゆくように
  開いていたものを体側に付けながら、下肢に合わせるように
  さらに締めてゆく、、
3.下肢を伸ばしきった状態で、ポッと全体の力を抜く


パタッといきなり、力感が抜ける感じが
このような矯体動作法では肝心なところである、、。


まずは、身体の内側の感覚に視点を置いて
お試しになってみてください。



次回、補足として
上体での締めの型と季節の急処の紹介を追加アップいたします。
















posted by 身体気法会 at 18:20| Comment(0) | 整体 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする