2017年08月02日

連続単発講座「整体生活入門」 山の日開催






連続単発講座のお知らせです。
夏の始まりとともに、整体生活法の単発講座を
連続で開くこととしました。

今回は夏の恒例、身体の個性である「体癖」
入門講座となります。
夏の折り返しの時期に個々の身体と心の
パターン特性をしみじみ学ぶのも、退いてゆくものに
集注する夏の瞑想のように、ざわついた
夏の始末をするにはピッタリかと思うのです。


☆整体生活入門講座 2
  「山の日 〜個性と体」

 日程 8月11日(金曜日)祝日 午後2:00〜6:00頃まで                     
 場所 東京 江東区 総合区民センター 6F第1和室にて
 → 都営新宿線 西大島駅 下車、A4出口(駅地上建物となります)
 会費 金3千円

 参加自由ですので、予約等は不要ですが
 お問合せも兼ねて参加希望の旨を
 ご連絡いただけますと助かります。

 お問い合わせは →コチラ まで。


単発講座は7,8,9,10月と連続して
開催予定になります。

整体生活入門講座 連続単発講座

1.2017年7月17日(月曜祝日)
  「海の日 〜自律調整運動」  〜[済]
  
2.2017年8月11日(金曜祝日)
  「山の日 〜個性と体」
  午後2時〜6時頃まで
  会場 江東区区民センター 6F第1和室
3.2017年9月18日(月曜祝日)
  「川の日 〜身体と周期」
  午後2時〜6時頃まで
  会場 江東区区民センター 6F第1和室 予定
4.2017年10月9日(月曜祝日)
  「風の日 〜季節の身体」
  午後2時〜6時頃まで
  会場 江東区区民センター 6F第1和室 予定

今後その毎、ご案内の告知をいたします。


※野口整体は、身体感覚に基づいた生活法を
生きて動く生活の中に随所に展開しています。
身体の要求や方向に沿った「生き方」とは
どんなことなのか、、、
どのように実践すればよいのか、、
などのヒントを体自身から得るのが目標です。

























posted by 身体気法会 at 12:07| Comment(0) | 整体 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年07月13日

野口整体単発講座〜「整体生活入門講座」のお知らせ





夏の始まりとともに、整体生活法の単発講座を
連続で開くこととしました。

初回は近々で申し訳ないのですが
蒸し暑い日々にピッタリな自律調整運動法を
多角的な視点から行なってみたいと思っています。


☆整体生活入門講座 1
  「海の日 〜自律調整運動」

 日程 7月17日(月曜日)祝日 午後2:00〜6:00頃まで                     
 場所 東京 江東区 総合区民センター 6F第1和室にて
 → 都営新宿線 西大島駅 下車、A4出口(駅地上建物となります)
 会費 金3千円

 参加自由ですので、予約等は不要ですが
 お問合せも兼ねて参加希望の旨を
 ご連絡いただけますと助かります。

 お問い合わせは →コチラ まで。


単発講座は7,8,9,10月と連続して
開催予定です。

整体生活入門講座 連続単発講座

1.2017年7月17日(月曜祝日)
  「海の日 〜自律調整運動」
  午後2時〜6時頃まで
  会場 江東区区民センター 6F第1和室
2.2017年8月11日(金曜祝日)
  「山の日 〜個性と体」
  午後2時〜6時頃まで
  会場 江東区区民センター 6F第1和室
3.2017年9月18日(月曜祝日)
  「川の日 〜身体と周期」
  午後2時〜6時頃まで
  会場 江東区区民センター 6F第1和室 予定
4.2017年10月9日(月曜祝日)
  「風の日 〜季節の身体」
  午後2時〜6時頃まで
  会場 江東区区民センター 6F第1和室 予定

今後その毎、ご案内の告知をいたします。


※野口整体は、身体感覚に基づいた生活法を
生きて動く生活の中に随所に展開しています。
身体の要求や方向に沿った「生き方」とは
どんなことなのか、、、
どのように実践すればよいのか、、
などのヒントを体自身から得るのが目標です。































posted by 身体気法会 at 09:17| Comment(0) | 整体 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年04月05日

足裏重心移動にみる季節の変化






日差しが日一日と強まり、この光の刺激というものは
総合的に目に与える負荷はかなり大きいもので、
頭の過敏傾向はいや増しに膨れている、、、
私も今朝、寝ぼけ頭で掛け毛布を干していたら
誤って鼻に物干し竿を落としてしまった。
予想外の落下だったので、イヤというほど直撃した。
鼻骨の盛り上がりの最上部を打って鼻出血でもするかなと
思ったがそうでもなく、代わりに以下に続く
季節の微調整がなされるという展開となったのだった、、、。


4月の月替わりの変化をみると、
左右片側に強く足裏重心が偏っていたものが
歩行してみると右外側、左土踏まず周縁と後方に移って
捻れ傾向が出てきています、、。

これは消化器系の偏り傾向が
気温と湿度の上昇に伴って
泌尿器系に負担を分担しようと
いう身体の意図があって、、
けれど泌尿器系にしてみると汗とセットで
働こうと思っていた心づもりが
今一つ外気温が上がらないので
汗をかけない。
泌尿器系だけでは負担が重すぎるので
すぐに草臥れてしまう、、、、

こういう動きが表の動きにあってこの背後には
年明けから続く春の変化へのぐずぐずした
頭への分散エネルギーの鬱滞があります。

これが3月の月替わりくらいから免疫系の過敏傾向
となって花粉症や鼻炎などの外環境過適応状態を
呈しているのです。
ある意味遅れた身体の調整的な動きでもありますが
ここにあらたに湿度と汗の次の季節の難題が重なって
来ているのです。


足裏重心移動2017.04.jpg

上図の体圧分布図は、左重心の人に多い
現在のパターンで(4月上旬)、これが
全く逆のパターンの人もいます。

ここでは右足裏の土踏まず外側〜足の外縁と
左足裏の土踏まず中に体圧が掛かり、
捻れ傾向が生まれる一つ前の状況を
示しています。

ここから重心位置は、右外側前寄りと
左かかと内寄りの2方向に偏っていき
捻れ重心体圧となっていきます。

鼻を打った私はこの後、
右前寄りに体圧配分が過重になって
捻れたうえでにわかの腹痛、のち下痢となって
この過剰な偏り傾向を調整するという経過を
たどりました。

腰椎1番への過度な集注状態を弛めるよう
腰椎2番左椎側へ下ろして、下痢を誘発しつつ
腰椎3番右に集注点が下りて4番を介し5番に降りていく
という過程を経て1番の過緊張を抜いたのです。
この時、腸骨の右下がり、左上がり状態が一時
逆転して調整されます。


これが逆に左かかと寄りの土踏まず後方に
過重が偏りますと喉痛からはじまる風邪を
引くことになります。

逆の場合は、腰椎5番の片側偏りを
4番、3番と上がって3番が捻れることによって
最終的に1番の右椎側の弛みに弾力を与えるという
過程を取ります。


春の今の時期は
この体圧分布配置はこのようなまま推移して
右前に寄って下痢が誘導されたり、
左後方によって便秘気味かウサギの便様の
ぽろぽろ便になってやがて喉痛から始まる
風邪を引くかです。風邪は高熱となりやすいのです。
最後に咳で終わります。
しかし、頭の過敏傾向が強い場合、花粉症や
微熱続きのぐずぐずした体調不良が続いたりもします。
あるいは、
1番に緊張を集められない3番タイプの人たちは
いきなり腎臓や結石などを尿管に落としたりして
直接泌尿器系の変動を起こしたいrもします。

いずれも腰に反りと張りを与えて、活動的な
次節の動きに遅れまいと身体が奮起している
最中の変動だと考えられるのです、、。


























posted by 身体気法会 at 11:01| Comment(0) | 整体 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年02月01日

肩の穴で胸を開く〜2017初春







春の変化と云うのは
身体が外の世界に向けて開いていくことです。

具体的に言えば
後頭骨、肩甲骨、骨盤ともろもろの関節が
開くのですが、その過程が「春」とも言えます。

けれど毎年そうではありますが
これがなかなかそう簡単に移行していかないのです。

今季は乾きと冷えの焦点が
通常の胸椎5番より、3番に閊えているのが特徴で
頭の過敏傾向、疲労状態が続いたまま越年して
冬を通り過ぎています。
この傾向が顕著であるため、
胸郭や肩、腕の硬張った人たちが多く
胸の真中、胸骨が縮まり、溝が埋まった状態の
身体となっているのです。

この前期からの残しものを
後片付けしておく意味でも
春の動きに乗って閉じた胸を開く方向に
誘導しておくのが、この春の始まりの今に
適っているようです。


そこで一つ、体位動法を考えてみました。

胸の縮まりに伴って、大胸筋と肩の付け根も
縮まり硬張っています。
この肩の付け根の穴に気を集めながら
肩を開き、胸を開いて行気していくことで
胸骨の詰まりが弛みます。


肩の前側の付け根、胸との境の真ん中辺りから気を呼き出す。

座姿勢で肩の付け根の穴から息を呼く、気を発散する
感じで徐々に肩、胸を開くようにもっていきます。

@膝の開き、腕の位置などで、肩の付け根に自然と
 気が集注するように体位を取っていきます。
A胸が開くよう腕を返したりなどしながら徐々に開いて
 いきます。穴の発散が強まるように身体を動かします。
B胸が開いてきたら、そのままの体勢で重心を後ろに
 移すよう背を反らせていきます。
C季節の焦点でもある腸骨陵の下部に力点が集まるよう
 背を反らし、胸骨と鎖骨間が開くよう持っていきます。
Dしばらくその体勢で発散をさらに促します。
E気が辺りに広がりきった感じになった処でポッと
 腰から脱力するように弛めます。

胸が開き、身体が外に向かって開かれると
眉間も開いて何か穏やかなすっきり感が残ります。


さてさらに、、。
今季の胸椎3番の閊えは、頸椎5,6番間の捻れを
作っており、喉や気管支の炎症や咳が長引く人が
少なくありません。
胸が縮み呼吸器の変動となっているのですが、
この頸椎5、6番間の捻れを緩和するのに
エアスモーキング法を利用しようと思います。

エアスモーキングとは、文字通り
煙草を使用しないで、同じ効果を身体にもたらす
方法です。
煙草というのは、あまり声高には言えませんが
要は口吸いを行なうことで深い呼吸をお腹にもたらし
安堵感と安らぎ感を得ることにその体感的な目的が
あるのです。
これは遡った記憶の奥底の安心であり、孤立化する
前の世界との一体感のような安堵なのです。
ですからかつて母親の乳を吸った記憶に基づく
原初的な要求ともいえ、本来はニコチンなどの成分の
幻惑、鎮静作用は不要なものであったのです。
つまり本来、煙草を吸う理由に、煙草自体は必要なかった
のです。

吸うことが目的なため、相当に強く吸います。
そのため唇を奥まらせ、口を閉じ、その狭い
隙間から吸うようにします。
またさらに効率よくするために指を、あたかも
煙草を持っているかのように唇に当て、
これまた指の間をくっ付けるくらいにして
その間から吸い込むというような感じで
行ないます。


唇のすぼませ方、指をつけての吸い込みが要点。

ここでは2通りの方法を試しています。
最初に首の傾きや方向で息が入る処を
見つけてその位置で吸っており、
その次に背を反らせ重心を後ろに持っていきつつ
腸骨陵下部に力点を集めて、その体勢で
吸い込んでいます。

@口のすぼめ方を示しています。
 2指、3指を用いほとんどくっ付けた状態で
 唇に当てます。
A首の方向を探ります。
 頸椎5、6番に力点が集まるよう、また
 息が吸い込みやすい傾きを探します。
(頸椎5、6番と云うのは首を前に傾けると突き出る
 椎骨のすぐ上あたりで首の付け根に近い処です)
B位置を見つけたら、その体勢でわずかな隙間から
 息を吸い込みます。ちょうど煙草の先の火のついた
 部分が吸い込みによって急激にちりちりと灰になって
 行く感じです。
C吸い込みきったところで、すうーパッと口をあけ
 指を離します。
Dそこで上手くいくとさらに深い、下腹にまで深々と入る
 大きな吸気が起こり、はああとこれまた深い呼気で
 体中が弛みます。

E別バージョンです。
 ここでは首の傾きに頼らず、背を反らせながら
 重心を後ろに持っていき、息を吸える位置を
 探っていきます。
F顎はやや引き気味、後ろ重心で腸骨陵の下部
 あたりに力点が集まった処で、同じように
 エアスモーキングの仕草を行ないます。
Gすううパッで指を離し、深々とした息が腹に入り
 大きく呼き出して身体が弛みます。

今季はもともと息が入りにくいので
普通にこのエアスモーキングをやっても
深々とは息が入ってきません。
誰もが5、6番の問題を度合いの差こそあれ
抱え持っているからです。
やりにくい時期だからこそ、入る位置を探して
行なってみる価値があるのです。
















posted by 身体気法会 at 08:25| Comment(0) | 整体 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年11月01日

呼吸器の季節の体位法〜2016.晩秋、初冬



外気温と湿度が下がり、乾いて
冷えてくると、腰椎5番に集注点が
移り、呼吸器の季節となります。

今季は9月後半から10月にかけて
準備を進めていた呼吸器への移行が、
10月下旬に至ってやっと適応して
きたようです。


この腰椎5番に集注点に持っていく
手助けとしての体位動法を考えてみました。


@両下肢を、膝を折り曲げながら
擦り上げていきます。
トンボ座りをするときの様に
大腿部の外側に膝下部が来るように
開き気味に擦り上げます。
A腕を開いていき、腰椎5番に
注意が自然に集まる角度を取っていきます。
B膝頭を腰椎5番が集注点となるよう
突き出します。膝がさらに深く折り曲がる
くらいに床面に水平に突き出します。
〜膝頭を突き出すを意識しますと、腰が
浮き上がります。そこであまり腰が浮き上がら
ないよう、床面低く突き出すようにします。
C腕の位置をさらに上げ、腰椎5番が集注点と
なるよう、腕の開き、位置、手首の返し、
指の開きなどを微調整して、腰椎5番に
力点を持っていきます。
Dぐぅう〜としはらく堪えて、スタンっと
力を抜いて、足も投げ出すように緊張を
抜き去ります。
〜効果的にするために、呼吸の間隙を用いる
と尚良いです。しばらく堪え、息を吐ききった
瞬間にスタンっと抜くようにします。


※文面に追補の予定があります。現在仮公開と
なります。





posted by 身体気法会 at 11:27| Comment(0) | 整体 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年09月17日

冬への折り返し






舵が逆方向に大きく転回しようとする時と云うのは、
やはり相当に激しくきしんで、揺さぶられるものである、、。


9月初旬の骨盤は大きく舵を切って、閉じる方向に
向かい始めていて、この舵切りが
相当に激しい変化であって、腰周辺の激痛やギクシャクした
違和感や疲労感を覚えた人が少なからず出ました。

今、季節はまさに冬の寒期に備えて、閉じていきつつあるのです。


この夏は長らく捻じれていました。
泌尿器系の草臥れ度は相当なもので、
メインの季節でもないのに駆り出されて
疲弊したのです。
少しのことで暴発し、捻じくれ、またまた爆発したのです。

8月の後半過ぎからは、左右の季節となりました。
しかし、すでに7月の下旬から疲弊した泌尿器の
肩代わりをして動きづめの消化器も
またまたメインのこの時期に疲弊していたのです。

相当に鬱滞して突っかかったものが
内部のマグマに堪っていて
圧力が亢まりきっていた処だったのです。
つまりは当人にしか判らない
ほんの些細なことに突っかかり、
暴発してしまうのです。

些細なこと、とは言えるけど
当人には許しがたい引っ掛かりがあるので
なかなか収まらないのです。
感情のめくれ上がった反り返りに引っかかって
しまうのだと言えます。

憤懣やるかたない内部のマグマが大爆発するのです。
いきなり、周囲があっけに取られるほど
暴発する場合と。
じわじわと小爆発、中爆発として、いまだに
くすぶり続ける場合など、様々ですが
いずれも感情の、やるかたない暴発です。

7月の初め頃から8月の半ばまでは
捻じれの季節でしたし、
今は左右の季節です。
このどちらで暴発したかで、そのうちのどれが
自分の中にあるかが分かるのです。
普段は隠れていて判りにくくても
このどちらの季節で、やるせない怒りに
むせんでしまったかによって、
どちらの型が奥に隠れているかが
リトマス試験紙のようによく判別できる
シーズンだったのです。


季節はこれから呼吸器の季節に移り変わっていきます。
すでに変わりつつあり始まっています。
そして、呼吸器もまたメインの季節がやってくるというのに
疲弊しきっているのです。

この時期、乾いた咳が止まらなかったり
皮膚の裂傷や、どこか嫌というほど打ちすえたり
など、これらは全て呼吸器系のトラブルなのです。


今季、なぜこのように体勢の転移がうまく、スムーズに
いかないのか、、
これは、昨冬の暖冬から始まっていると
申しましたが、どうしてこうも長引くのか、、、
リセットした時期があったはずなのですが
うまく機能していません。

外気象もつまりは、何度かリセットしようと
フル回転してやっきになっているのですが
何とも、前節のしがらみが、絡みついて
うまくいかないのです、、、。


このような尋常でない事態の推移の時においても
隠れたものが外に出てきてまでも
調整と適応を図ろうと、粉骨細心の努力を重ねる
姿を、そこに垣間見ることが出来るのです、、。




















posted by 身体気法会 at 20:40| Comment(0) | 整体 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年06月05日

春の腰、梅雨前の腰〜2016.05






暖かな冬、12月の大晦日の昼、
コンクリートのタタキの公園の広場で
コートを脱ぎたくなるような暖かな春めいた風が
コートとシャツの襟の中をちょっとの間そよいで
さわさわと通り抜けて行った、、。

この暖かな冬の置き土産が
こんなに激烈な春の変動を呼び起こすなんて、、、
冬はなぜ、姿を現さないんだろう、、とか
考えていたその時点では想いもつかない
その後の展開だったのだといえる、、、



春の生命エネルギーの亢まりは、
腰部からモクモクと頭部に昇り
あまりの急激な亢まりに
頭に停滞して籠っていってしまう、、

この生命エネルギーと云うのは
すぐに変換されて性エネルギーとなる。
この性エネルギーは生殖器系統を通り抜けるより
多くは泌尿器系を通ってエネルギー分散を
図る場合が多い。

頭部に籠って鬱滞化した余剰エネルギーは
再び頭の中で性エネルギーとして転換されて
過剰な焦燥感や鬱屈、破壊的な衝動へと
猛烈な蠢きに鳴動し始めてゆく、、

眠っても眠っても眠いという過睡眠要求も
この頭の中に沈殿した性エネルギーの
分散要求の代替なのである、、。

余剰性エネルギーの鬱滞は
妄想と虚無感に浸かったまま
突然の激烈な変動の暴発になったり
情動の爆発になったりする、、。

この5月から6月の月の変わり目の
環境や身体の変動に伴う大きな変化は
本人だけでなく周りの関係をも巻き込んで
どうにも苛烈な変転となって渦巻きながら
落下していくようである、、。

良いことは何もない、、
暗澹としてがたがた震えながら
暗い未来を眺める、、
けれどどうにも落ち着かない
落ち着け、落ち着けと諌めても
じらじら燃え盛るような焦燥感で
加速感だけが、くこくこ空回りして
騒がしくずっと頭の中に鳴り響いている、、、



このような頭の状況は
仙骨と尾骨の状況でもあるのです。
ただ、この腰部の鬱滞は
籠って亢まるのでなく、ますます
萎縮してしまう、という様相を帯びるのです。

これが腰椎5番のヘニャヘニャな弾力の無さであり、
それが過剰に3番の負担となって
より強く捻じれさせているといえます。

そこで少し、腰椎3番から5番へ
背中を叩くような刺激を与えてみようと
以下の体位動法を考えてみました。

腰椎5番を飛び出させ、より弛めながら突き出したうえで
俄かに転位して3番に力点を集めていくという
動きを行なっています。




@臍の真裏あたりの腰に手を当て、
 腰を丸めながら、腰椎5番、仙骨を後ろに突き出していきます。
 突き出しながら、膝を屈めてお尻を落としていきます。
A仙骨あたりが丸く突き出したような感じを矯めて
 しばらく耐えたのち、尾骨を反らせるように逆モーションを
 起こし、腰椎3番に反りが生まれるまで
 体を起こし、徐々に腰に力感を集注していきます。
B反らせ切ったところで、ポッと力を弛めます。
 ポッと抜ける感じです。
 どこで身体全体で作った力感を抜くのかというと
 足裏で抜きます。
※上手くいきますと、腰に重心が下りた感じがして
 ある種、充実感が生まれています。



気法会HPの季節の体勢の項目にもあるように
この腰椎3番、4番の捻じれからなる鬱滞ラインを
解消するための体位動法を
動画にてご紹介します。




右膝を持ち抱え、左足首裏を伸ばすようにつま先を立てて
3番に集めてパタンっと抜くというものです。
簡単なようでいて、なかなかパタンっとなりません。

しばらくお続けくださることをお勧めします。

詳しい手順は ⇒ 身体気法会HP「今の季節の身体」 
            を、ご覧下さい。












posted by 身体気法会 at 00:30| Comment(0) | 整体 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年02月04日

足首を振る、肩と足首 〜2016初春





2016年はポカポカとした穏やかな陽気で明けた、、。
その後、半ば頃になって大寒気団が訪れたが
どんなに冷えびえしても、陽気は含んでいたのだろうか、、
やっと本格的に降り積もった東北の雪は
ビシャビシャとした重くて湿った雪で、雪かきに
普段になく苦労したと云う、、。



今季の冬は、おしなべてこのように12月中旬にして
すでに春の陽気を含んで、身体はその準備を
始めてしまいました。

そのため2月の節分の現在、骨盤は開きすぎ
頭皮は鈍く、弛んでしまっていて
実に頭重感、肩や肩甲骨の重だるさ、胸の周辺の
詰まった感じと、、
くらくらして浮遊しているような心地悪さの只中に
あるのです。

2月の月の変わり目から急に足冷えの感覚が強まり
外気温はそれほどでもないのに、部屋の中に居ても
足先、手先が冷えます。

ちょうど5月の梅雨の始まりの頃に似ていて
うす寒さに冷え感が強いのです。
これは、骨盤底部はまだ閉じた状態で
上部はやや開きすぎと云う状態で
こうなりますと腰椎5番は下がり、後屈して
骨盤全体が上部が開きながら、背側に寝た状態に
なります。

5番の可動性が抜けますので
この時期は腰椎1番にその分負荷がかかり
集注過多となって硬張ってきます。

二種的傾向が強まるのですが、
今季は再度の二種的傾向となり
消化器を毀したり、胸が縮んできますので
胸部の違和感が出現したりします。

身体としては、腰椎5番の呼吸器の変動で
開きすぎた骨盤を調整するか、
1番の消化器の変動で切り抜けるかで、、
実に休みなく大忙しの日々だと云えます。

1月の中旬にいったん頭の過敏傾向を
捻れ体勢で一段落させたのに
またまたこれか、、、と嘆いているに
違いないのではと思いますが、、
当人は変動でダウンしているか
ぼやぼやした頭と停滞感に悩まされて
焦りと気分がめいるばかりですが、
身体は黙々と個体の持続と保持に
努めているのです。


このように骨盤上部が開きすぎていたり
あるいは片側のみ硬張った状態であったりしますと
足首に負荷がかかりすぎて、動きが鈍ってまいります。
足首の動きの鈍りは、次に膝への負荷となってきます。

足首を振って、足先を揺らしてみますと
硬張った側の足首は触れません。
特に今は外側に触れないのです。

この状態が足首のやや前面上部の「冷えの入り口」を
作ることになります。

この足首の可動性を変化させるのに
上胸部の肩周辺に生まれている季節のポイントである
「処」に愉気をいたします。


 
  肩から足首に向けて愉気しています。

@足首の観察者はまず、足首を揺らして可動性を
確かめておきます。

A肩側の操者は、足首に連動する「処」の位置を
肩周辺で捜します。
「処」に触れると、足首側でヒビく感じ、ポッと弛む感じが
起こります。

B肩の操者は、気が通る方向を微調整しながら
愉気をします。

C足首の弛んだ感じがあって終了です。
再度、振ってみると動きが格段に変わってるのが
判ります。


※ここでは、愉気という気の感応を用いた手技で
身体の変化を促す方法を紹介しています。
愉気等の方法に不慣れの方、未見の方は
肩のあたりを温タオルなどで温めたり、
足首を全体に覆うように、同じく温タオル等で
温めることで徐々に改善します。










posted by 身体気法会 at 10:15| Comment(0) | 整体 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年12月17日

身体の空洞に愉気する





12月の中旬を過ぎた今、やっとまた寒い冬が
戻ってきそうではある、、、。

しかしこの12月の初旬は、何とも可笑しな具合で
まるで小ぶりな春、とも云うべき変化が始まっていて、
春もどきの身体の体勢に、ひたひた整えられようと
していた、、、、

これは例年の一か月は早い春といえる。
これを、何と捉えようかと云うところだけど、
難問である、、、、


とはいえ、身体の集注点は腰椎3番にあり、
変化の推移は上胸部、後頭骨から肩甲骨あたりの
動きが中心になっている。

泌尿器系の変動や〜尿管結石やら
吐いたり突発的な高熱であったりの頭の過緊張の変動が
続いている。


この胸から上の変動に対処するに
頬の穴の愉気が有効であるようなので、
ご紹介したい。

頬の穴と云うのは、
頬骨の下縁の真ん中あたりにある
指がスポッと治まる凹みのことで
鬱滞している場合は、この穴が
ヌタッとした脂状のもので埋まっていて
はっきり穴と捉えられない。


    頬の穴2.bmp
      赤丸の位置、指先を当てる

この穴に指先を当てて少し押圧すると
圧痛があります。
そのまま愉気するように押さえるとさ左右差があることに
気付きます。

この左右差が揃うように
首の角度、傾け、顎を上下したり、
捻り気味としたり、して
両指の当てた感覚が同じようになるよう
調整します。

揃ったところで、
表面でなく、顔の奥の方、、、
顔、鼻の周辺には、鼻を中心に
副鼻腔という空洞が、頭がい骨の裡側に
蝶の羽のような形に広がっています。
この空洞に向かって愉気をします。

この「何もない」空洞に気を通すのが
今季は適っているようなのです。

愉気が深まってくると
鼻が通ったり、逆に詰まった感じがしたり
頭痛を覚えたり、反応を感じますが
やがて治まります。治まるまで愉気すると良いのです。


愉気が分からないという方は
温タオルや最近では市販品に
蒸気の出る代用品が出回っていますから
そのようなものを利用して
両頬の穴を横断して覆うように
数分当てることでも変化を促せます。


    頬の穴温法.bmp
     頬の穴付近を上から軽く押さえても効果的



身体には、胸腔、腹腔、骨盤腔、など
「何もない空洞」と云うものが
備わっていて、緩衝帯として
自在に空いたスペースを膨らめたり縮めたりして
運動性と適応性に伸びシロとして余白を
用意しています。

空洞と云っても体液に満たされていたりと
まったくの空っぽという訳でもないのですが、
この「何もない余白」に
今は気を通していくのが適っています。
身体の奥の奥、空洞に向かって
この空洞が、まさに何もない空のスペースとして
広がっていくように愉気していくのが
大変深い息を誘ってくるのです、、、。









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2015年11月17日

腰に下ろす






呼吸器の旺盛な活動を促していた
体勢は、ここに来て急激にへたばってしまったようで
左足裏の後方に重心が片側偏重して
腰椎5番の力が抜けてしまいました。
5番が抜けると、いざ動こうとしても
なかなか動けない、、という
行動の推進力が一挙にダウンしてしまいます。


10月後半から11月上旬に気力をもたらした
腰椎4番の集注力もいったん中だるみ的な
状態となり、今は腰椎3番が捻れはじめたのです。

イライラがつのり
口先のみのカラ元気で
もたつくばかりで
人にも周りにもつっかりたくなる
捻れてグダグダな時期です。

ここに至るまでに
11月前半、動かない時期と云うものを
通っています。
この時に、腰周辺の停滞が一気に増して
耐性の弱い腰はみな後屈して
弛んでしまいました。

普段であれば
このような時期にはおとなしく
のんびり過ごせばよいと言うところですが
今季は、この抜けてしまった腰に
少し緊張を与えた方が良いようです。
奮起させるのです。


腰椎4番の四側(椎骨から指四本外側)の
呼吸活点よりさらにやや外寄りの
今季の要処に緊張が集まるように
持っていくのが、今の調整法の
ポイントになります。

動きの中心を腰に下ろして
身体を少しいじめながら
動作法を日常生活にも、取り入れながら
過ごすとこのグダグダな季節を
何とか乗り越えられそうです。





小股走りのように後方に足を跳ね上げて歩きます。

@なるべく膝を前に突き出さず、
 後方に、足先を跳ね上げるように
 歩幅を小さくして歩きます。
Aしばらく歩くと、腰のあたりに
 緊張が生まれ、腰に負荷をかけて
 歩いていることが実感されます。
B外をなるべく平たい底の靴で歩くと
 この感覚を掴みやすいようです。



腰肚で動くのがぴったりの季節のようです、、。










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2015年10月08日

二側の秋と乾きの始まり








外気は下がり、湿度も低下し、空気はどんどん乾いていく、、。
冬への緩衝帯でもある秋の始まりは、
「二側」と云う椎側の季節でもある。



二側と云うのは、椎骨(背骨)の指2本分くらい外にある
太い筋の穴なのですが、このような椎側は椎骨以上に
身体の状況を深く反映して伝えるものであるのです。

二側は、運動系の活動状況を反映していて
運動系=呼吸器系の鬱滞や過敏状況をつぶさに
表わします。
冬の準備である秋に二側が活発化するというのも
考証すべき課題ですが、代謝系の活発な夏から
空気が乾き、外気温が下がり、皮膚も縮んで
代謝が足踏みし始めるこの時季であるからこそ
呼吸器を旺盛に使い、ガス交換をしようとするのかもしれません。

なんにしても身体の主要な活動系が二側にあるのです。


ところが身体の鬱滞する系統は、
二側そのものではなく、二側に絡んで問題が顕在化する
夏の名残ともいうべき泌尿器系や消化器系となります。

泌尿器の鬱滞は、閉じていくこの季節には
血行の問題に発展しやすく、脳の血行の問題が
起こりやすいのです。

外気の昼夜の寒暖の差で侵されやすい「冷え」の問題も
汗が急速に出にくくなり、乾きが始まるこの時季、
二側を通して、泌尿器系、消化器系、循環器と
変動を引き起こしていくのです。



◆この時季の鬱滞ポイントを、ラインにして
体位を設計する、、。

2015年の秋の鬱滞ポイントは、まず
足首にあります。足首の前面です。

秋足首.jpg
     (オレンジのラインの処)

軽く手のひらを、この部分に当ててみると
鬱滞した側が冷たい、鈍い、、と云うような
感じがあります。
左右片方どちらかです。

体位法は、この足首のポイントを意識しながら
足をお腹の方向に引き上げることからはじめます。
@最初、開き気味に引き上げ〜踵は床に着けすり足で引き上げます
足をくの字に立てます。

Aお腹の臍の周辺〜主に左右の縦のラインである直腹筋〜
に、硬い、冷たい、鈍った、厚い、などの異常感のある部分が
あります。この体位法の主に目的としている鬱滞がこのお腹の
ポイントです。

B立てた足を、次に膝頭下の内側の凹み付近を中心として
内側に寄せます。Aのお腹の鬱滞ポイントにヒビク角度です。
(足のかかとの位置はそのままです)
お腹のポイントに張った感じ、違和感がより掴める位置に向けるのが
コツです。

次に、この時期の重要な急処でもある
「裏側腹」〜脇腹の皮の指2本ほど後ろ、背側の筋様のものです。

裏側腹.jpg
(水色のラインは身体の真横、いわゆる
 通常の側腹、この後ろのオレンジのライン
 です。緑のラインは肋骨の下端)

摘まむと非常に痛い。
分厚く鈍った感じのする処が急処です。

Cこの裏側腹の急処に気が集まるようにします。
下肢の体位が決まったら、次に
腕を広げ、裏側腹がほああと温かな感じが起こるような
角度をとります。

D位置が決まり、しばらく上体を保つと
下頸と呼ばれる頭の血行の活点であるポイントに
〜肩から首筋にかけての中間くらいの処〜
ほわほわと湯気が上がるように気が集まってきます。



newimage2015aki1.gif
        (動画は3回、リピートします)


この体位法だけでも、やってみられるとずいぶん違います。
しかし、この体位のまま次の矯体法を行なって
体位を終えておくとより大きな身体への働きかけと
なります。



◆ストンと落として股関節に働きかける、、。

この体位法の締めくくりとして
矯体法ともいうべき締めの体位を行ないます。

E指を立てた状態で足をさらに腹の方に引き上げてくる
 (この時はかかとは床から離れてかまいません)

F足の指のどれかに裏側腹やほかのポイントにヒビク
指を観つけます。
この指を手の指2本くらいで引っかけ、頭方向に引きます。
〜お腹の鬱滞ポイントがさらにハッキリするように引き上げます〜

G少し耐え、スポッと手の指を抜いてそのまま足は反動で
ストンと伸びて、床に投げ出されるようにします。

上手く抜くとストンとかバタンとなります。
また、股関節や骨盤、膝などの可動性の悪い場合は
へなへにゃと、伸びて落ちていきます。


newimage2015aki2.gif
       (動画は3回、リピートします)


股関節などが刺激でしっかりしてくると
すとんと落ちます。


この後、乾きと低温が深まるにつれ
二側の運動系、筋や筋肉そのものの
硬着や可動性の巾が縮んで怪我なども
増えていきます。
また、乾きが一段落した波の踊り場的な頃となると
呼吸器系の変動を起こす人たちが増えてまいります。
喉の痛みから始まる風邪などは
この時期の代表的な呼吸器の風邪なのです。













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2015年08月05日

2015真夏の体勢







7月の、さっぱり気温が上がらない長雨の梅雨から
一転、熱風の吹きあがる猛暑が続く8月である、、。

真夏とはこんなものだと、言っても
あまりに緩徐楽章のない転調だったせいで
そうとうに世間の身体は堪えている、、、。


夏と云うのは、
独特の皮膚の感じがあります。
肌理の粗い、鈍い感じ、、
むくんで張りの無いぼやけた感じです。

もっとも小麦色の肌になって
つるんとした弾力のある腕や足、頬をした
若者たちもいます。


しかし、今季は
この急激な暑さに身体が追い付けないのです。
低温の続いた梅雨がいきなりカッと明けて
気温がぐんぐん上昇し湿気た熱風が吹いて、身体は
いったん夏の身体の移行へのやり直しを
するような体勢を取りました。

夏は骨盤などの大きな関節が開き、皮膚も弛んで拡がり
血管も広がって、代謝活動が活発となります。
身体の内外の水分のやり取りも盛んとなり、
世界と否応なく開かれたやり取りをすることが
身体の内部のコアな、核心を保ち続けることが
相当に危険にさらされる季節でもあるのです。

この状況を愉快と、ますます外交的になるタイプも
あれば、苦手とするタイプもあります。

皮膚は世界とのやり取りを
最前列で監視し、発信するモニターであり
内外を分かつ交換代謝の界面ですから
「鈍る」ことは個体としての生存そのものを
脅かす危険水準位であり、避けうるべき
状態なのですが、しかし、排熱、などのために
絶縁状態とするわけにもいかず、
相当に綱渡りのようなやり取りとコントロールを
こなしているのです。
〜もっとも冬は冬で外気を遮蔽し、厚い壁を
作りながら鈍るというまたまた、綱渡りのようなことを
している訳ですが、、、、

けれどこのような繁忙の中で、
皮膚はせっかくのチャンスと、表替えも
ちゃっかりと画策します。
代謝に伴う老廃物の排泄を積極的に行ない
皮膚を新調しようとするのです。
脱皮のごとく、感覚も機能も新しくしつらえ替えようと
します。

手のひらにぽつんと白い点が生まれて、
やがて丸く皮が剥けてくると云うのは
手を使う仕事をする者としては
湿度が亢まるこの時期に、例年起こる
感覚の刷新の時期でもあるのです。

また湿疹や麻疹なども要は毒素の排泄であり
頭を弛める最善の方法なのです。


皮膚には
頭の緊張状態と泌尿器系の問題が
絡み合って表われます。

今季の低温の梅雨は
泌尿器系の停滞をもたらしました。
それをひきづったまま
猛暑を迎えたため、泌尿器系と
頭の問題と消化器系の絡み合った
位置にラインがずれました。


泌尿器夏ライン2015.bmp
オレンジのライン、主要点が3点あります。


このラインとポイントを刺激するように
今季の体位法を組んでみました。
過敏点でもある後ろ側の
仙骨ポイントにも連絡する体位法と
なります。
→季節の体勢については
 を、参照してください。


些細なことでカッカする時期に
一息ついた処でぜひ、
トライしてみてください。



「股関節への刺激で鬱滞ラインを調整する」

   

@膝を曲げた状態で、下肢を腕で抱え込み
足は外側に開こうとし、
腕はこれを逆に閉じようとして
双方の力を拮抗させます。

拮抗感をしばらく保った状態で
ポッといきなり弛めます。

A膝のすぐ下あたりの前側を
手を当てながら支えます。
このポイントに気を通すことで
泌尿器〜仙骨連携を決着させておくのです。



   


これは、主に大腿部前面の泌尿器〜消化器ライン
を、弛めるための矯体法となります。

まず前側の腸骨の突端の外寄りの凹み付近の
足裏にヒビク処に指先を当て、
大腿前部のラインを浮き立たせるように
左足の膝を曲げ引き上げていきます。
左足の膝を左手で持ち、抱えて
やはり足は膝で手を押し(伸ばそうとし)
手のひらは膝を上方に引き上げようとしながら
拮抗させます。

その上で、さらに手で引き上げてポッと弛める
ということを行なっています。
拮抗感が逃げないように、緊張を保って
力をためていきなり、ポッと弛めるというのが
要点になります。

多少の身体の捌きの工夫が必要です。












   



posted by 身体気法会 at 14:41| Comment(0) | 整体 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年06月07日

梅雨直前の身体〜2015

   


 




前回の記事の、5月初旬から
足裏にかかる重心は、5月後半にかけて
外側の縁フチの部分に移っています。

外側に重心が移り、膝の力が抜け
腸骨の片側が後ろに傾いて下がった状態に
なりました。

これは、骨盤底部が閉じたまま、腸骨上部は開いて
そのまま後屈してしまった状態で、
この体勢が、2種的な傾向をより強くさせたのです。

ちょっと硬めの椅子などに座っているだけで
骨盤の底部、お尻の下のとんがりあたりが痛くなったり
そのあたりから足の付け根、太もも後ろ側まで
違和感が出たりしています。

2種的傾向は、梅雨の直前の今でも
捻れ傾向を混ぜながら、なお
強い影響をもって停滞しています。

しかし足裏の重心位置は、右片側が外寄りの前(第1しょ骨下部)
付近、左片側が外寄りの踵かかと前部付近に移行しています。
下図参照 ↓


     梅雨前から梅雨への重心.jpg
    画像右側が5月後半の足裏、6月の梅雨直前になり左側のように様に移行



2種的傾向と云うのは
頭の中の神経連絡路の繋がりが悪くなり、
断片化した気がかりや課題が
ごろごろと生のまま頭の中にうず高く積みあがっていくような
状態で、これらの解決が、まったく手が付けられなくなるのです。

本人が感じている難題の数々は
違う視点や異なる価値につなげたり、
いくつかのものを計りにかけてみたりすれば、
まったくたいしたコトでないものがほとんどなのですが
隣どおしの連絡が付かない頭では
相当な負荷となり、ストレスを生み出すのです。

片側の骨盤が後屈していますから
6種的なふさぎ傾向も絡まり、
気が滅入って前向きにことを捉えられません。

眠りは浅く感じられ、
偏頭痛や目の疲労感が強いのです。

とくに上下型傾向のある人は
非常に難渋します。

そこで以下のような体位法を考えました。
この体位をしばらく保っていると、
頭がポカーンと空になるような
非常に深い眠りに誘われるような
感覚に落ちていきます。





      梅雨直前の2種体勢.jpg
    床面に着いているのは、骨盤の底部、お尻のとんがり辺りだけです。


体育座りのような体位を取り、
両足を抱えるようにして、腕でくの字に曲げた両膝を
支えながら持ち上げます。
足は多少開き気味で、膝はくっ付けません。

そのまま、お尻の下部だけで
身体を支えるようにして、
後ろに傾き加減に上体を反らせ
足を床から離します。
足先は足首を伸ばすように上に反らせたままに
します。

そのまま、顎を上げ
顔を天の方向に上げ、
を後ろに傾けるようにいたします。
この時、口は半開きの状態にするのです。

頸椎〜首の後ろ側〜と頭の繋がり目辺りに
力感が生まれる程度です。


この状態を、しばらく保ちます。

何か、ポカーンと頭が弛んでくるまで
続けます。


このあと、一眠りしたり
あるいは寝る前にやって
そのまま寝てしまってもかまいません。











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2015年05月06日

梅雨前の体位を取る 〜頭の鬱滞を発散する








菜種梅雨の長雨がやっと終わり、
しばらくまずまずの天気が戻ってきている、、

日差しは格段に強まり、
人は早起きになり、
朝早くの空気には、初夏の香りが混じっている、、


ところが、足裏にかかる重心位置は
踵寄りに後退している、、
心地よい季節なのに、身体も気分も放っておくと
「遅滞」そのものの状況なのである、、




この時期の頭のぼんやり感というのは
脳の神経回路の連絡が上手くいかないことからきていて
体勢でいうと、2種的体勢といえます。

春の活発な気の動きで、頭頂部への上昇運行は
盛んで、しかしこの時期この集まってくる気が
頭部にて鬱滞します。

連絡が上手くいかないので
大渋滞となる訳ですが、
この状態を解消するために、嘔吐や胃痛などの
消化器系を活用した変動を起こすのです。

頭の過度緊張が亢まると、このような消化器系であるとか
〜便秘も下痢も起こります。〜
直接、偏頭痛であるとか歯痛やめまいや打撲などを
引き起こします。


ここに、外気象が湿度をぐんぐんあげてきていますから
次節の体勢である泌尿器系の先発反応が加わることが多い
のです。


これらを加味して以下の体位法を
考えました。



newimage2015harutaii.gif
  梅雨前の体位を取る (動画は3回繰り返します)



仰臥で、まず足を開きます。
出来るだけ大きく、、
股関節にヒビク感じの位置です、

次に左足をくの字にやや浅めに曲げ、
多少、膝を寝かせた状態で
左内股が開く感じにします。

この体位でまず、左膝から行気します。
膝頭から真っ直ぐ気を発散する感じです。

次に腕を頭部方向に挙げていき〜床に付いた状態で
脇が開く感じの位置まで上げます。


2015梅雨前の体位5.bmp


この時、肘から先は床から離して、いくぶん肘を曲げて
立ちぎみの状態でも構いません〜肘から上の上腕は床に付ける

腕を上げることで、二の腕と呼ばれる上腕下部から
ゆわゆわと気が発散されるように
するのです。

膝の気の発散、二の腕の発散を
さらに促すために右足の開き、角度、
左足の膝の開き、角度、位置、
そして腕の開き、位置等、を調整し
発散を盛んにします。


2015梅雨前の体位7.bmp


足の内股、足裏、、それから側腹
最終的には頭部から気がモクモクと
自然に集注、発散し始めて
身体の中心にピッとひとつ筋が通るような
感じになったら、腕を体側に付けるように戻し
足を戻し、始めの仰臥の体位に戻って
終了です。


このあと、起き上がるのですが
実はこの起き上がり方が「締め」で
詰めともいえる重要なものなのですが
これは、各個人によって変わるのです。

人によっては、右から起き上がり左足に向かって
上体を起こすというのが合う場合や
そのまま真っ直ぐ起き上がるのがよい場合や
右に向かったり、やや捻れて起きるのがよい場合が
あります。


これについては
あまりに個々、各人各様のため
ここでは詳述を控えたいと思うのです、、。











posted by 身体気法会 at 15:20| Comment(0) | 整体 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年03月16日

修練、、春の動法 〜足首の急処を刺激する








肌寒い日がまだ続く、、

暖かだなと、油断していると夕方には冷えてくる。
一日の内でも寒暖の差があり、日が変わればまた
春から冬に逆戻りと、激しい変転が続いている、、

けれど、若い人たちは
大丈夫なのか、、、、と思うくらい薄着で
すでに街路を闊歩している。

身軽なその恰好を眺めるだけで
山登り用のダウンでまるまるしたこちらも
何だか春を感じる、、。


身体は、春の只中である。
外界に向かって開き始めているこの時期に
厚手のコートや綿入りのジャケットは
重たく感じられ、軽く明るい風をまとったような
服を羽織りたくなる、、。

空想は、身体から生まれる
フと、思い描くものは身体の要求に繋がっているのである。

薄着の心地よさが、多少の寒さも
耐えさせ、心は外に外にと開いていく、、。




春の初め、2月から3月は消化器のあらゆる意味での活動期なのです。

2月下旬以来の消化器系の初動におけるもたつき、ふためき反応
も落ち着き、これからは過敏傾向が強まってゆくのですが、、
腸骨の開方向への転移も第2段階となった今は、
下肢、下半身に季節の動きの中心が移っています。

足首の前側、くるぶしから3〜4センチ上の全面に
春の急処ともいうべきポイントが鬱滞しており、
ここに、ひとつ刺激を与えておきたいのです。

そこで、下のような
立ち姿勢による膝行シッコウを考えてみました。

すり足によるこの時期、行なうには相当難度の高い
動法になります。




       (はじめの立ち方、進み方)

まず、腸骨上部辺りから腸骨にかけて手を当てます。
腸骨の上部の突端が手のひらの中心辺りになります。

白山治療院のブログに、風呂上り、腰に手を当てて
牛乳を飲むというその「型」について記事がありましたが
腰に手を当てる仕草は、今のこの時期の
まさに旬の「型」でもあります。

手の位置を微妙に動かしたり、角度を変えたりすると
ピィーと足裏に響く感じが起こる位置、角度があります。
しばらく手を当てていると、その繋がり感は
増していき、足裏の掻痒感、ビリビリ感など強まります。

足裏との繋がり感が出ましたら
すり足で〜すべての動作はすり足になります〜足先を開き
足先方向に膝を曲げ、身体を沈ませ
〜上半身の中心軸はぶれず〜
その状態のまま、足の土踏まずを前方向に向かせて、
土踏まずから足裏をすすっと擦り出させ前進していきます。




       (すり足で、土踏まずから進む)

一足、擦り出したところで、身体が半身となるので
前方向を向くように、振り直し
逆側の足を擦り出していきます。

大変に難かしく、身体が上手く動きません。
後で気づくことになりますが、足首が動かないのです。

しかし、動かず、バランスを崩し、こけつまろびつ、、というので
構わないのです。
出来ないものを懸命にやるというのが
整体法における体操法、体位法、動法の肝どころなのです。

すらすら出来るようになるために鍛錬するのとは
目的とするものが違うのです。
一般的なトレーニングではありません。

出来ないことを、全身全力でやってみるということで
失調帯域の発揚を促しているのです。

全身全力でやれると
その日か翌日くらいに、鬱滞して動かなかった処が動きだし
「痛覚」が生まれています。

足首前面にその、痛覚が出てきたら
狙い通り、この修練は上手くいったということになります、、、。












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2015年02月09日

腕と肩周辺に経年疲労が現れる季節




腰椎3番が、やじろべえの軸となって1番と5番にそのつど傾き、
揺れているという状態のお話しを、何度か触れてまいりました。

2月になっていよいよ春の移行の本番となり、
やじろべえは腰椎1番に傾いているのです。

この傾向が身体気法会のHPの今の季節の身体の記事に
記載したように、頭の角ツノの突出となって
現れているのですが、実はこの傾向は1月下旬ころから
腕の系統の経年疲労の顕在化、表面化という症状となって
現れてもいます。

要点は頭に集まってくるエネルギー分散の不全状態ですが、
血行の問題とも言い換えられます。


指の股を引っ張る

血行の問題の急処は側腹にあって、この脇腹の「皮」を引っ張る
ことがよく知られています。

側腹を引っ張ることも効果的ですが、今季は手の指の股、
いわゆる水かきの部分を引っ張ることがさらに有効となります。

右か左かどちらかの手で、
第2指(人差し指)から第5指(小指)の間の股のどれかになります。

どうやって、ポイントである手と股を見分けるのかと云うのは
大まかに言えば、気が滞っている側と云うことになりますが
分からない場合は、引っ張って猛烈に痛い処になります。

猛烈に痛い、です。
あまり触りたくないと思うほどですが、
逆側の、反対側の手の指で「処」を掴み〜掴むのは爪を立てず、
指の腹で掴みます〜
外側の薄い皮を引っ張ります。


       指又1.jpg
                       ピンクの部分

第2指(人差し指)と3指(中指)の股から順に、消化器〜脳〜呼吸器
〜泌尿器(生殖器)と第5指と股まで関連づけられます。

腰椎1番の脳神経系統の滞りが、腰椎2番の消化器系統に肩代わり
され始めると、2指(人差し指)と3指(中指)の間、
呼吸器系とだと、3指(中指)と4指(薬指)との間となっていきます。
4指(薬指)と5指(小指)の間と云うのは、
脳系統の鬱滞を呼吸器系で背負おうとしてなお、力足りず
泌尿器系か生殖器系で補おうとするという感じで
これは、胸痛や心臓の細動などと云う異常感が現れたりする
状態です。




          指又2.jpg
              反対側の親指と人差し指でつまみながら、引っ張る

急処をうまく掴めんで、引っ張った状態でしばらくいますと
腕の何処か、から眼の疲労感、頭の違和感等が
連動するように浮かび上がってきます。

この連動していく違和感、異常感が生まれることが重要で
ラインでつながることで、鬱滞を緩和していくのです。

上手くいくと、腰にまで繋がる感じで終わります。



春の猛烈な頭頂部へのエネルギーの上昇は
3月の月替わりの前後から、いったん凪いで
落ち着いて、次に腰椎2番の消化器系統の
フル活動で、頭を弛めつつ春のエネルギー代謝の
盛んな時期に対応していくのです。
























posted by 身体気法会 at 13:31| Comment(0) | 整体 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年01月21日

乾きの本番と冷え、春の蠢き






1月の年明け、早々に今冬の乾きの第2波が猛烈にやって来ました。

あっという間に乾き、インフル感染のの人たちが、にわかに
急増しましたし、
乾いて、食べても食べても何か口にしたいと云う異常食欲にも
翻弄されています。

この時期、乾くと「乾き」の感覚が「食欲」に化けるのです。

お正月と云うこともあり、相当に食べ過ぎ、飲みすぎの
休暇となってしまいますから、
この乾きの強力な第2波は、対処の仕様がないほど
体調を急変させます。

ところが表面では、真冬本番の到来のごとき風情ですが
すでに、ちゃくちゃくとその裏では
春の準備を始めているのです。

まだその蠢きは、慣らし運転程度ですが
明らかに身体は春を用意しております。


この春の準備の動きは、
12月まで、下方向に向かっていた
骨盤の気の動的な方向が、上向きに変わったと云う
ところに端的に表われています。

骨盤の方向が上向きでいて
仙骨周辺が乾きでこちこちに固まっていますから
この「乾き」は、やはり相当に身体にこたえるのです。



腸骨の上縁の方向を上向かせようと
体位を考えるにあたり、まず
単純に背伸びをしてみようとするとします。
すると、、、、


上のように、いま一つ上がった感じが起こりません。
逆に、骨盤は後屈しながら、下がってしまします。


そこで、以下のように
手をぶらさげたまま、前屈します。
猿人のような格好ですが、
この恰好のままの方が、骨盤が上がりやすいのです。


手をぶら下げて前屈し、腸骨の上縁を少しキュッと
さらに上向きに反るようにします。
そのまま、足先をすり足で少々内向きとし
そこから、またすり足で今度は開いていきます。
開き切ったところで、さらにもう一つ開いて
前屈した上体を、真っ直ぐに戻していきます。
直立姿勢となって、足先の開きを戻します。

これだけですが、
おわってそのまま、しばらくしていると
骨盤が上向き方向に動いているのが感じられます。

この体位法をさらに、矯体法とするには
これに呼吸法を絡めます。
足先を開き切ってから、状態を真っ直ぐに伸ばすとき
呼く(はき)息で行なうと、相当に身体に影響する
体操となります。


春への変化の詳細は、次の記事にて
新たに展開したいと思います。



以下のものは、
立姿でなく、仰臥(あおむけ)にて
同じ要領で、骨盤の上向き方向を助ける対位法として
作っております。


上方向のポイント(急処)に気が集注するよう下肢を
操作しています。
上肢も絡めたいと思い、鬱滞した肝臓を弛めるよう
右上肢を操作さしています。

少々、上級向けのものとなります。
各々によって、対象の下肢、、拮抗させる上肢の方向等
変わってくるため、
観察によって作り出さねばなりません。











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2014年11月29日

2014初冬の座位の体位





11月、後半に入り乾きの第1波がやって来ました。
今季はずいぶん遅く感じました。
第1波は判らないうちに通り過ぎてしまうのだろうかと
思っていた矢先でした。

波と呼ぶのは、いったん猛烈に「乾き」がおそってきて
そしてまた引いていくからです。
乾きの水準は、徐々に上がっていくのですが
その急激な乾きぶりが、引いて落ち着くのです。

冬はこの「乾き」が非常に大きな問題を引き起こす因となります。

乾いた身体が、冷えるのです。
外気温の低下は、乾いた身体に影響します。

乾きには、乾きの入り口があります。
そして、その乾きは仙椎、仙骨周辺に停滞し
冷えを誘います。
乾き切ると胸椎5番が硬直して、肺を機能低下させて
脳の血行を停滞させていきます。

乾きの入り口は、今季
股関節の上外縁にあります。
11月の半ばで腰の真横より、やや後ろ側。
12月に入るところで、やや前面よりに移っています。
この辺りを温めると、にわかに身体がぽかぽか温かくなります。

この冬の入り口で、乾いて冷えてくると
今季は尾骨が左右どちらかに曲がります。
これは、前期の中心部である腰椎5番に
停滞しているためです。
さらに夏の残り痞えである上胸部や頭の鬱滞が
抜けないで、腰椎1番の動きを鈍らせているのです。

11月の後半より本来は腰椎3番に、気の集注点は
あるのですが、容易に3番に中心が移らないのです。

この重層的にまとまらない状態を改善し、
季節の身体の移行を促進するために
今回は、座位による体位法を組み上げました。


初冬の体位法2014@.png

椅子等を用い、座位になって足を組みます。
左を上にするか、右を上に組むのがよいか
絵図のように腰椎部分に手を当てて変化を観察します。

適った方の足を組むと、腰椎部の側ら辺りが
上方に向かって緊張します。
3番と云う真ん中あたりに集まり、1番の上に抜けていくような
感じです。
片側だけではなく、両側ともに揃って緊張する側の
足を選びます。



初冬の体位法2014A.png

下肢の組み方が決まったら、
組んだまま、左右の腕を片方づつあげて
これまた腰椎部の動きを観ます。
どちらかの腕を上げると、やはり腰椎部の
力点が上に抜けるように揃って緊張する
のが分かります。
すうと上方に集まる側の腕を上げ、逆側の腕は
下方に向け、手首の返しを工夫しながら
互いに伸ばしあいながら、さらに腰辺りが伸びるように
力を対応させて、集まったところで
ポッと弛めます。



全体の流れは以下のようになります。



上げる腕を、逆にすると終わった後に
妙な違和感やゆがみを身体に感じます。
それはそれで、偏りを顕在化させたわけですので
身体の調整作用を発動させたということなのですが、
しばらく違和感を持つことになります。

間違ってしまったと思ったなら、
逆の腕でやり直し、まだ違和感が続くようなら
熱い湯に浸かり、さっと数分で出るような
お風呂の入り方をしておきます。
温度は普段の湯の2度ほど高めの湯です。
この時期なら、浸かっているときに2口、3口
水をちびりちびりと飲むとなお、良いです。

以下は、逆に腕を上げて対応してみた状態です。


よく観ると逆であることが分かります。












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2014年10月20日

冲が乱れる時 〜2014晩秋の身体



かなりの早足で、冬支度が始まっている、、
寒さへの備えの移行中であるのに、日いちにちと
冷えびえとなる気候に、多くの身体が
追いついていない、、、

冷えに対して、まだ有効な手立てを準備できていない、
と云うのが今の身体のドタバタぶりなのである、、。


野口整体に、腹部第二調律点と云う「処」がある。

今はこの腹部第二と云う腹の真ん中の、
平穏が乱れる時季なのである。

腹部第二は、冲(ちゅう)であることを常とする、、と
されている。
冲とは、息を吐けば相応に沈み、息を吸えば相応に満ちて
膨らむもので、
吐いて「虚」、吸い込んで「実」となるのが、自然体であり
整った体であると言われている。

身体の総合的な体力が示され、回復力を観てとる、、
第二が「冲」であれば、おのずと治まる、あわてずに経過を
眺めていられるわけである。


此処が今は、乱れやすい、、
今の時季の肝点は、腹部第二を「冲」として整えることにあると
云えるのです。



脊椎を上胸部から順に観察していき、気の停滞した部位を
観ています。
停滞した部位が、どこにどう繋がっているのか
いわゆるラインを次に観察しております。

この時期、胸椎5番から乾きの状態を観て
またそれに連動する部位を観つけています。
胸椎7番の停滞が連動している場合が多く、
これが脇、側腹に連携ポイントを生んでいる
ラインになって、鬱滞の道筋を作っているのです。
この鬱滞ラインが腹部第2調律点に深く関わっているのです。

次に上胸部の鬱滞と、仙骨、腸骨、股関節近辺の
気の痞えがリンクしていますから、
腰部や大腿部裏の観察をしています。

今季は坐骨から大腿部裏のラインに停滞が集まりやすく
ひざ裏まで、その停滞がラインになって
結ばれています。





腹部の状態を観察しています。
主に第2調律点を観察し、どこに結ばれているか
連動を観つけています。

腕を上げ、足を開くことで腹部第二調律点に連動させ
冲となる位置をみつけています。
大の字のような格好ですが、側腹と脇、腕
坐骨、股関節、大腿部が伸びるように
位置を動かしていることが分かります。


この観察をもとに体位法を組み立てたものです。

晩秋の体位

腕を上げ下肢を開きます。
次に肘をやや曲げて、踵と肘を支点にして
肩甲骨を寄せるように、その中央部分が
床から浮くようにするのと、
腰も床から浮くようにへそを上げ、力を一瞬ためて
ポッと落とします。
落とすと同時に腕も足も弛めます。

肘を曲げるあたりで、脇と側腹の伸びを意識して
位置を決めるとなお、効果的です。
上に上がってしまった気を下げ、腹部第2を調整する
体位法です。


この後、次の体位を取ります。

足をくの字に曲げて足裏を合わせ
蛙足とし、側腹に手を当てて合わせています。

腹部第2調律点を冲とするための体位法です。








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2014年09月30日

2014秋の体位と鬱滞のポイント



秋、ま只中であり、開いて弛むから閉じて縮むに移り変る、、
あるいは、躍動から内観へと大きな折り返しの変化の今は
なかなかにゴタゴタもします。

昼夜の寒暖の差による冷えは、実に様々な変動に化けて
現われるし、要注意点なのです、、。

冷えについては、白山治療院の指田さんの最新のブログに詳しい。

こちらをぜひご参照になってください。

冷えによる腹痛や下痢はもちろんですが、
動悸やめまい、気持ち悪さ、
頭重や耳の痛み、目のカスミ等、
こんなものがと云うものも、多くは冷えが起因となり
違和感が起こっている場合が多いのです。

「冷え」とは、なんであるのか、、
と云うことですが、簡単に言えば
冷えが影響を及ぼすのは、
この時期、開いていた関節が閉じてゆく過程で
その途中の移行が、それぞれのポイントで
痞えたまま、変化に対応できていないという事が
汗と、それを冷やすことが
非常に大きな、内部への影響を与えることになります。


このような、もろもろを含んで
今の時期の体位法とポイントを以下にご紹介しようと思います。



これは、受者と操者の二人組んでやるもので、
この時期には、一番適ったものです。

冷えによる、あるいは冷えが影響を及ぼすだろう
関節の可動性の動きの悪さが、
今はこの足首によく表われているのです、

操者は、この足首の動きやすい位置を見つけます。
手を当てる位置〜前季のポイントの足首上部の位置より
やや足首よりでしょうか、、、、〜
受け手の足(股)の開き、これらを微調整しながら
もっとも、足首がゆらゆらと揺れる体位置を見つけます。
あとは、ゆらゆら揺らす。
揺らしていると、腰椎の2、3、4番辺りの手の平ひとつ分外が
ふああと弛んでくる感じが出てきます。



一人体位法
2014秋の体位.jpg

こちらが、一人でやるもの。

一番振れやすいのは、上記の組み体位なのですが、
一人でやらざるを得ない場合、
仰向けでこれを行ないます。
足首をゆらゆら揺らすのですが、
大腿部の裏側への手の当て方によって
一番、足首が振れるところを、見つけます、、。

身体には、痞えた部分と連動したポイントが
いくつかポンポンと配置されて繋がった
ラインが、あります。

この各中継ポイントを弛めることで
目的となる急処のポイントを変化させる
ことが出来るのです。

この場合は、大腿部の裏側にこの変化ポイントがあり、
この位置を見つけて手を触れると、
足首がいきなり、ゆらゆらと軽やかに振れるようになります。










進行を妨げている鬱滞のポイント
2014秋のポイント.png

後頭骨の下縁と肩甲骨の中央部の鬱滞。

前々季の痞えたまま、凝固した「動かない点」が
このめまぐるしくリターンしている季節の変化にストップをかけて、
特に上胸部より上、頸部や頭の変動を感じている
身体のほとんどは、
この後頭骨の下縁と肩甲骨の中央部の溝が、
脂ようのべたあとしたもので
埋まっています。

動かない1点は、首の椎側である中頸と呼ばれる
頸椎の骨より指二、三本外のあたり〜上下では首の中央部あたり
に、痞えた点をの固着させている状態なのです。

この中頸異常を弛め、変化させるのに
この後頭骨下縁と肩甲骨の中央の溝を使うのです。
押圧しながらの愉気であるか、
温タオルを当てたり、熱めのシャワーを風呂上りにかけておくかして
変化を促します。
上胸部が、変わり始めると
やっと腰部の変化が進展します。
とくに、仙椎下部の問題が、やっと浮かび上がってくるのです。

これらの推移と問題については次回に。








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