2014年10月20日

冲が乱れる時 〜2014晩秋の身体



かなりの早足で、冬支度が始まっている、、
寒さへの備えの移行中であるのに、日いちにちと
冷えびえとなる気候に、多くの身体が
追いついていない、、、

冷えに対して、まだ有効な手立てを準備できていない、
と云うのが今の身体のドタバタぶりなのである、、。


野口整体に、腹部第二調律点と云う「処」がある。

今はこの腹部第二と云う腹の真ん中の、
平穏が乱れる時季なのである。

腹部第二は、冲(ちゅう)であることを常とする、、と
されている。
冲とは、息を吐けば相応に沈み、息を吸えば相応に満ちて
膨らむもので、
吐いて「虚」、吸い込んで「実」となるのが、自然体であり
整った体であると言われている。

身体の総合的な体力が示され、回復力を観てとる、、
第二が「冲」であれば、おのずと治まる、あわてずに経過を
眺めていられるわけである。


此処が今は、乱れやすい、、
今の時季の肝点は、腹部第二を「冲」として整えることにあると
云えるのです。



脊椎を上胸部から順に観察していき、気の停滞した部位を
観ています。
停滞した部位が、どこにどう繋がっているのか
いわゆるラインを次に観察しております。

この時期、胸椎5番から乾きの状態を観て
またそれに連動する部位を観つけています。
胸椎7番の停滞が連動している場合が多く、
これが脇、側腹に連携ポイントを生んでいる
ラインになって、鬱滞の道筋を作っているのです。
この鬱滞ラインが腹部第2調律点に深く関わっているのです。

次に上胸部の鬱滞と、仙骨、腸骨、股関節近辺の
気の痞えがリンクしていますから、
腰部や大腿部裏の観察をしています。

今季は坐骨から大腿部裏のラインに停滞が集まりやすく
ひざ裏まで、その停滞がラインになって
結ばれています。





腹部の状態を観察しています。
主に第2調律点を観察し、どこに結ばれているか
連動を観つけています。

腕を上げ、足を開くことで腹部第二調律点に連動させ
冲となる位置をみつけています。
大の字のような格好ですが、側腹と脇、腕
坐骨、股関節、大腿部が伸びるように
位置を動かしていることが分かります。


この観察をもとに体位法を組み立てたものです。

晩秋の体位

腕を上げ下肢を開きます。
次に肘をやや曲げて、踵と肘を支点にして
肩甲骨を寄せるように、その中央部分が
床から浮くようにするのと、
腰も床から浮くようにへそを上げ、力を一瞬ためて
ポッと落とします。
落とすと同時に腕も足も弛めます。

肘を曲げるあたりで、脇と側腹の伸びを意識して
位置を決めるとなお、効果的です。
上に上がってしまった気を下げ、腹部第2を調整する
体位法です。


この後、次の体位を取ります。

足をくの字に曲げて足裏を合わせ
蛙足とし、側腹に手を当てて合わせています。

腹部第2調律点を冲とするための体位法です。










posted by 身体気法会 at 16:37| Comment(0) | 整体 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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