2015年08月05日

2015真夏の体勢







7月の、さっぱり気温が上がらない長雨の梅雨から
一転、熱風の吹きあがる猛暑が続く8月である、、。

真夏とはこんなものだと、言っても
あまりに緩徐楽章のない転調だったせいで
そうとうに世間の身体は堪えている、、、。


夏と云うのは、
独特の皮膚の感じがあります。
肌理の粗い、鈍い感じ、、
むくんで張りの無いぼやけた感じです。

もっとも小麦色の肌になって
つるんとした弾力のある腕や足、頬をした
若者たちもいます。


しかし、今季は
この急激な暑さに身体が追い付けないのです。
低温の続いた梅雨がいきなりカッと明けて
気温がぐんぐん上昇し湿気た熱風が吹いて、身体は
いったん夏の身体の移行へのやり直しを
するような体勢を取りました。

夏は骨盤などの大きな関節が開き、皮膚も弛んで拡がり
血管も広がって、代謝活動が活発となります。
身体の内外の水分のやり取りも盛んとなり、
世界と否応なく開かれたやり取りをすることが
身体の内部のコアな、核心を保ち続けることが
相当に危険にさらされる季節でもあるのです。

この状況を愉快と、ますます外交的になるタイプも
あれば、苦手とするタイプもあります。

皮膚は世界とのやり取りを
最前列で監視し、発信するモニターであり
内外を分かつ交換代謝の界面ですから
「鈍る」ことは個体としての生存そのものを
脅かす危険水準位であり、避けうるべき
状態なのですが、しかし、排熱、などのために
絶縁状態とするわけにもいかず、
相当に綱渡りのようなやり取りとコントロールを
こなしているのです。
〜もっとも冬は冬で外気を遮蔽し、厚い壁を
作りながら鈍るというまたまた、綱渡りのようなことを
している訳ですが、、、、

けれどこのような繁忙の中で、
皮膚はせっかくのチャンスと、表替えも
ちゃっかりと画策します。
代謝に伴う老廃物の排泄を積極的に行ない
皮膚を新調しようとするのです。
脱皮のごとく、感覚も機能も新しくしつらえ替えようと
します。

手のひらにぽつんと白い点が生まれて、
やがて丸く皮が剥けてくると云うのは
手を使う仕事をする者としては
湿度が亢まるこの時期に、例年起こる
感覚の刷新の時期でもあるのです。

また湿疹や麻疹なども要は毒素の排泄であり
頭を弛める最善の方法なのです。


皮膚には
頭の緊張状態と泌尿器系の問題が
絡み合って表われます。

今季の低温の梅雨は
泌尿器系の停滞をもたらしました。
それをひきづったまま
猛暑を迎えたため、泌尿器系と
頭の問題と消化器系の絡み合った
位置にラインがずれました。


泌尿器夏ライン2015.bmp
オレンジのライン、主要点が3点あります。


このラインとポイントを刺激するように
今季の体位法を組んでみました。
過敏点でもある後ろ側の
仙骨ポイントにも連絡する体位法と
なります。
→季節の体勢については
 を、参照してください。


些細なことでカッカする時期に
一息ついた処でぜひ、
トライしてみてください。



「股関節への刺激で鬱滞ラインを調整する」

   

@膝を曲げた状態で、下肢を腕で抱え込み
足は外側に開こうとし、
腕はこれを逆に閉じようとして
双方の力を拮抗させます。

拮抗感をしばらく保った状態で
ポッといきなり弛めます。

A膝のすぐ下あたりの前側を
手を当てながら支えます。
このポイントに気を通すことで
泌尿器〜仙骨連携を決着させておくのです。



   


これは、主に大腿部前面の泌尿器〜消化器ライン
を、弛めるための矯体法となります。

まず前側の腸骨の突端の外寄りの凹み付近の
足裏にヒビク処に指先を当て、
大腿前部のラインを浮き立たせるように
左足の膝を曲げ引き上げていきます。
左足の膝を左手で持ち、抱えて
やはり足は膝で手を押し(伸ばそうとし)
手のひらは膝を上方に引き上げようとしながら
拮抗させます。

その上で、さらに手で引き上げてポッと弛める
ということを行なっています。
拮抗感が逃げないように、緊張を保って
力をためていきなり、ポッと弛めるというのが
要点になります。

多少の身体の捌きの工夫が必要です。












   



posted by 身体気法会 at 14:41| Comment(0) | 整体 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする