2015年03月16日

修練、、春の動法 〜足首の急処を刺激する








肌寒い日がまだ続く、、

暖かだなと、油断していると夕方には冷えてくる。
一日の内でも寒暖の差があり、日が変わればまた
春から冬に逆戻りと、激しい変転が続いている、、

けれど、若い人たちは
大丈夫なのか、、、、と思うくらい薄着で
すでに街路を闊歩している。

身軽なその恰好を眺めるだけで
山登り用のダウンでまるまるしたこちらも
何だか春を感じる、、。


身体は、春の只中である。
外界に向かって開き始めているこの時期に
厚手のコートや綿入りのジャケットは
重たく感じられ、軽く明るい風をまとったような
服を羽織りたくなる、、。

空想は、身体から生まれる
フと、思い描くものは身体の要求に繋がっているのである。

薄着の心地よさが、多少の寒さも
耐えさせ、心は外に外にと開いていく、、。




春の初め、2月から3月は消化器のあらゆる意味での活動期なのです。

2月下旬以来の消化器系の初動におけるもたつき、ふためき反応
も落ち着き、これからは過敏傾向が強まってゆくのですが、、
腸骨の開方向への転移も第2段階となった今は、
下肢、下半身に季節の動きの中心が移っています。

足首の前側、くるぶしから3〜4センチ上の全面に
春の急処ともいうべきポイントが鬱滞しており、
ここに、ひとつ刺激を与えておきたいのです。

そこで、下のような
立ち姿勢による膝行シッコウを考えてみました。

すり足によるこの時期、行なうには相当難度の高い
動法になります。




       (はじめの立ち方、進み方)

まず、腸骨上部辺りから腸骨にかけて手を当てます。
腸骨の上部の突端が手のひらの中心辺りになります。

白山治療院のブログに、風呂上り、腰に手を当てて
牛乳を飲むというその「型」について記事がありましたが
腰に手を当てる仕草は、今のこの時期の
まさに旬の「型」でもあります。

手の位置を微妙に動かしたり、角度を変えたりすると
ピィーと足裏に響く感じが起こる位置、角度があります。
しばらく手を当てていると、その繋がり感は
増していき、足裏の掻痒感、ビリビリ感など強まります。

足裏との繋がり感が出ましたら
すり足で〜すべての動作はすり足になります〜足先を開き
足先方向に膝を曲げ、身体を沈ませ
〜上半身の中心軸はぶれず〜
その状態のまま、足の土踏まずを前方向に向かせて、
土踏まずから足裏をすすっと擦り出させ前進していきます。




       (すり足で、土踏まずから進む)

一足、擦り出したところで、身体が半身となるので
前方向を向くように、振り直し
逆側の足を擦り出していきます。

大変に難かしく、身体が上手く動きません。
後で気づくことになりますが、足首が動かないのです。

しかし、動かず、バランスを崩し、こけつまろびつ、、というので
構わないのです。
出来ないものを懸命にやるというのが
整体法における体操法、体位法、動法の肝どころなのです。

すらすら出来るようになるために鍛錬するのとは
目的とするものが違うのです。
一般的なトレーニングではありません。

出来ないことを、全身全力でやってみるということで
失調帯域の発揚を促しているのです。

全身全力でやれると
その日か翌日くらいに、鬱滞して動かなかった処が動きだし
「痛覚」が生まれています。

足首前面にその、痛覚が出てきたら
狙い通り、この修練は上手くいったということになります、、、。












posted by 身体気法会 at 12:58| Comment(0) | 整体 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする