2014年11月29日

2014初冬の座位の体位





11月、後半に入り乾きの第1波がやって来ました。
今季はずいぶん遅く感じました。
第1波は判らないうちに通り過ぎてしまうのだろうかと
思っていた矢先でした。

波と呼ぶのは、いったん猛烈に「乾き」がおそってきて
そしてまた引いていくからです。
乾きの水準は、徐々に上がっていくのですが
その急激な乾きぶりが、引いて落ち着くのです。

冬はこの「乾き」が非常に大きな問題を引き起こす因となります。

乾いた身体が、冷えるのです。
外気温の低下は、乾いた身体に影響します。

乾きには、乾きの入り口があります。
そして、その乾きは仙椎、仙骨周辺に停滞し
冷えを誘います。
乾き切ると胸椎5番が硬直して、肺を機能低下させて
脳の血行を停滞させていきます。

乾きの入り口は、今季
股関節の上外縁にあります。
11月の半ばで腰の真横より、やや後ろ側。
12月に入るところで、やや前面よりに移っています。
この辺りを温めると、にわかに身体がぽかぽか温かくなります。

この冬の入り口で、乾いて冷えてくると
今季は尾骨が左右どちらかに曲がります。
これは、前期の中心部である腰椎5番に
停滞しているためです。
さらに夏の残り痞えである上胸部や頭の鬱滞が
抜けないで、腰椎1番の動きを鈍らせているのです。

11月の後半より本来は腰椎3番に、気の集注点は
あるのですが、容易に3番に中心が移らないのです。

この重層的にまとまらない状態を改善し、
季節の身体の移行を促進するために
今回は、座位による体位法を組み上げました。


初冬の体位法2014@.png

椅子等を用い、座位になって足を組みます。
左を上にするか、右を上に組むのがよいか
絵図のように腰椎部分に手を当てて変化を観察します。

適った方の足を組むと、腰椎部の側ら辺りが
上方に向かって緊張します。
3番と云う真ん中あたりに集まり、1番の上に抜けていくような
感じです。
片側だけではなく、両側ともに揃って緊張する側の
足を選びます。



初冬の体位法2014A.png

下肢の組み方が決まったら、
組んだまま、左右の腕を片方づつあげて
これまた腰椎部の動きを観ます。
どちらかの腕を上げると、やはり腰椎部の
力点が上に抜けるように揃って緊張する
のが分かります。
すうと上方に集まる側の腕を上げ、逆側の腕は
下方に向け、手首の返しを工夫しながら
互いに伸ばしあいながら、さらに腰辺りが伸びるように
力を対応させて、集まったところで
ポッと弛めます。



全体の流れは以下のようになります。



上げる腕を、逆にすると終わった後に
妙な違和感やゆがみを身体に感じます。
それはそれで、偏りを顕在化させたわけですので
身体の調整作用を発動させたということなのですが、
しばらく違和感を持つことになります。

間違ってしまったと思ったなら、
逆の腕でやり直し、まだ違和感が続くようなら
熱い湯に浸かり、さっと数分で出るような
お風呂の入り方をしておきます。
温度は普段の湯の2度ほど高めの湯です。
この時期なら、浸かっているときに2口、3口
水をちびりちびりと飲むとなお、良いです。

以下は、逆に腕を上げて対応してみた状態です。


よく観ると逆であることが分かります。












posted by 身体気法会 at 21:47| Comment(0) | 整体 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする